商標法

商標法は、商標を保護することにより、商標の使用をする者の業務上の信用の維持を図り、もつて産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護することを目的としています。
商標を通して、業務上の信用が維持されるようにすれば、産業は発達し、需要者の利益を保護できると考えています。具体的には、勝手に同じような商標を使わせないような制度を作ることにしました。商標を登録することにより、他の人は、似通った商標を似通った商品・サービスに使用できません。
特許と違うのは、新しさや、進歩性が不要ということが大きいですね。昔、他の人に登録されていた商標でも、権利期間が終わってしまえば他の人でも使えることになります。そうさせたくなければ更新させることもできます。
商標登録に必要な費用はおおざっぱに言って約20万円。これで10年間有効ですから、おおざっぱに言って一つのマークの登録料は1000円/1ヶ月です。これで自分の商標を保護できるなら、登録しておいた方が良いと思います。