1999 年01/01~12/31

1999 年01/01~12/31

01/02 大分県の活魚流通販売コンサルタント会社代表が魚を生きたまま運搬するためのはり麻酔技術を開発 特許出願中[ 11] 01/04 読: 1月5日付・読売社説
01/04 深海にあって雑菌が少ない「海洋深層水」をめぐり特産資源として売り出そうとする高知県と深層水の名前を利用しようとする県外業者との間で不当表示や商標登録に絡むトラブルが相次ぐ
01/05 国立国会図書館 著者者の7割と連絡がつかないため戦前の代表的な絵本雑誌だった「コドモノクニ」などをパソコン上の画面で「展示」という取り組みが暗礁へ 
01/06 米連邦地裁 利用者に電子メールが届いていることを電子音声で知らせるサービスを競合他社に認めないよう求めたAOLの訴えを却下
01/08 米連邦高裁 人気映画シリーズ「007」の著作権をめぐる訴訟でソニーに対し新作の制作を差し止める仮決定を出した一審判決を支持 ソニー側の控訴を棄却
01/11 98年の米特許取得件数発表 年間2682件の特許を取得したIBMが6年連続で1位 トップ10に日本企業が6社入っている
01/12 芝浦工業大学は株式会社リクルートと専属契約に基づいた技術移転を始めると発表 医療用介護機器の技術などをリクルートが代理人として企業に売り込み収益を折半
01/12 福岡県 水質浄化能力を従来の三倍近くまで高めた護岸用コンクリートブロックを開発 特許出願中
01/13 京都府警 ポケットモンスターの人気キャラクター「ピカチュウ」を複製したアダルト漫画を作成したとして福岡市博の男性を著作権法違反の疑いで逮捕
01/13 オムロン 画期的な開発で特許を取得した社員やグループに対して最高一億円の報奨金を支給する新制度を四月から導入
01/13 特許庁 国境を越えてはんらんするカバンや時計などの偽ブランド品やそっくり商品などの模倣品を締め出すため韓国の特許庁との間で情報交換のホットラインを開設
01/14 米連邦地裁 インターネットのアドレスに勝手にポルシェの名前を付けている者に対して同社が商標侵害の疑いでで提訴
01/15 愛知県警 イタリアの有名ブランド「ヴェルサーチ」の偽の衣料品やバッグなどを販売していた衣料品店「カステル」を摘発 同社の役員らを商標法違反の疑いで逮捕
01/19 特許庁 99年1月から商標登録証が再び発行されるようになり 約80年ぶり商標の登録証を発行
01/19 旭化成工業 99年度から特許を取得して事業化につなげた社員に利益への貢献度などに応じて最高二千万円程度の報奨金を支払う制度を創設
01/19 米国男性が自分の娘の名前でインターネット上にホームページを開設したところ同名の登録商標を持つニューヨークの出版社が当該男性に訴訟を起こすと通告
01/19 油と水の両方に溶けるため皮膚からも効率よく吸収できる新しい構造のビタミンC化合物を岡山大教授らが開発 国内と欧米で特許申請中
01/21 「ゴジラ」など日本の怪獣映画の海賊版ビデオを大量に製造販売したニューヨーク市内の会社摘発 著作権法違反の罪で起訴
01/22 ベルギー政府が輸出に貢献した優良企業に贈る「輸出オスカー」賞に米国の「オスカー」の登録商標を持つアカデミー賞主催者が名称変更を迫り裁判へ01/26 大阪地裁 「河内ワイン」の商標権をもつメーカーが同業者に同じ商品名の使用禁止と損害賠償を求めた訴訟で地裁は「『河内ワイン』は一般的な名称で商標権に基づく差し止めはできない」として請求を全面的に退けた
01/28 米連邦地裁 ソニー・コンピュータエンタテインメントがプレイステーションのソフトウエアの著作権と知的所有権を侵害されたとして米コネクティクスを提訴
01/29 欧米に比べ出遅れているバイオテクノロジー産業の育成のため 通産・科学技術・文部・厚生・農林水産の関係閣僚が申し合わせ
01/29 ソニー ソニー・ミュージックエンタテインメントのもつ豊富な音楽ソフトをインターネットなどを通じて配信・販売する仕組み作りを開始
01/30 トヨタ自動車 フォルクスワーゲンとダイムラークライスラーの二社に対して低燃費ガソリンエンジン向けの排ガス浄化技術を供与することを表明
01/30 通産省 映画ビデオなどに施された無断コピー防止技術を解除する機器の販売を「不正競争」として被害企業に差し止め請求権などを認めるよう不正競争防止法を改正へ
01/31 鍋料理の「うどんすき」という名前をめぐる争いが決着 裁判所は「長年広く使われ、すでに普通名称になっている」と判断

1999 年02/01~03/31 この期間のデータはありません。

04/02 特許庁 同庁が保有する特許などの情報約四千万件をインターネットを通じて無料で提供する「特許電子図書館」のサービスを開始
04/03 米電子機器大手ヒューズ・エレクロニクスの人工衛星技術の特許権侵害訴訟で連邦政府に1億5千万ドルの賠償を命じる判決 民間企業が連邦政府に勝訴するのはまれ
04/03 最高裁 知的財産権をめぐる訴訟を早く解決するためにこの分野に詳しい弁護士や弁理士の中から選ばれた調停委員の下で当事者が話し合いながら紛争の解決を目指す「専門調停制度」を拡充
04/05 東京地裁 ロレックスを輸入・販売する「日本ロレックス」が「無断で色やデザインを変えられて、商標権を侵害された」として製造業者3社に輸入と販売の差し止めを求めた仮処分の申し立てで同申し立てを認定
04/06 ソニーグループ 限りなく原音に近い音を再現できる次世代オーディオシステムとして「スーパーオーディオCD(SACD)」の発売を発表
04/12 米ボーイング社 埼玉県の鏡メーカーが開発した表面が平らなのに凸面鏡と同じように広い範囲を映すことができる特殊な「FFミラー」を旅客機内の安全確認用などとして採用 すでに米国で特許取得済み
04/12 海水化学工業 バイオテクノロジーを利用して冬でも枯れない常緑高麗芝を開発 特許出願中
04/13 米連邦地裁 農業機械世界最大手のディーアはクボタが同社の芝生・庭用トラクターの設計の重要部分を模倣して特許権を侵害したとして損害賠償などを求めて提訴
04/15 東京高裁 北海道新聞社 「函館新聞」など4件の商標登録が拒絶されたことをめぐり不服申し立ての審判請求を退けたことに対して特許庁長官を相手取って審決の取り消しなどを求めて提訴
04/15 松下電池工業が発売したイカ釣り用品「光るイカヅノ」が人気 特許出願中
04/15 荒井寿光通産審議官(前特許庁長官)が世界知的所有権機関(WIPO)の政策諮問委員会で自ら起草した世界知的財産憲章草案を発表
04/15 大阪府警 インターネットなどでシャネルの商標が付いた偽物を販売したとして商標法違反の疑いで大阪府の雑貨店「コーラルワン」経営の在日韓国人を逮捕
04/16 東京地裁 職務発明によって会社が特許権を得た場合報償金だけでは対価として不十分だとして「オリンパス光学工業」の元社員が同社に二億円の支払いを求めた訴訟で同社に対して約二百二十八万円の支払いを命じる判決
04/16 最高裁 小野薬品工業が新薬の特許が切れた直後に同一成分の薬を後発品として売り出した別の製薬会社に対して「特許期間中に試作・試験をしたのは特許権の侵害」と販売差し止めを求めた訴訟で同社の上告を棄却
04/19 鹿児島県 肉質が柔らかいなど高級豚肉として知られる鹿児島黒豚を商標登録 偽物の続出による本物の信用低下を防止
04/20 1998年度中小企業白書 中小企業を取り巻く経済環境が変化するなか経営革新に取り組む企業は好業績を挙げており中小企業の間でも格差が拡大していると分析 好業績のための取り組みとして特許保有などが挙げられている
04/22 富士通ゼネラル 同社の保有する登録商標「ホームシアター」を一般に無償開放
04/23 米連邦地裁 ソニー・コンピュータエンタテインメントが米コネクティクス社を家庭用ゲーム機「プレイステーション」の技術を無許可で流用したと訴えていた裁判で著作権および商標権の侵害を認め販売差し止めを命じる仮決定
04/28 トヨタ自動車 世界11カ国で特許を持つ排出ガス浄化技術「NOx触媒システム」を、独ダイムラークライスラーとフォルクスワーゲン(VW)の両社に供与するライセンス契約を結んだと発表
04/28 愛知県警 NHKの子供向け番組で人気が出た「だんご3兄弟」の絵柄を無断で使用したTシャツが全国に出回っていることが分かり不正競争防止法違反などの疑いで捜査
04/29 ブラジルサッカーの強豪コリンチャンスが米投資家グループに今後十年間に及ぶ入場料収入や商標権などの権利を六千万ドル(約七十三億円)で売却
04/30 大阪府警 シャネルの商標の付いた偽物を卸売りしていたとして商標法違反の疑いで雑貨輸入業者を逮捕
05/01 積善会曽我病院の理事らが経口剤のカプセルにワカメの抽出液を加えることにより胃で溶けにくく腸ですぐ溶けるカプセルを開発 特許出願済
05/05 日本ビクター 1億円以上の特許料収入を会社にもたらした発明者に対してその1%を支給する報奨金制度を開始 支給額の上限は1億円
05/07 静岡地裁 自社が開発した特殊な三面鏡と同じ構造の製品を製造販売されて実用新案権を侵害されたとして家具製造会社「堀住木工所」が「大塚グループ」の関連会社を相手取り損害賠償を求める提訴
05/10 政府が今国会に提出する著作権法改正案の概要が判明 複製防止機能を解除する専用装置の製造や販売に懲役または罰金を科しCD利用のホテル・飲食店のBGMも使用料の対象となる
05/12 神戸製鋼所とNTT パソコンから取り込んだ音楽を半導体に記憶させる携帯オーディオ機器を開発
05/12 国際オリンピック委員会理事の息子が経営する会社が米国オリンピック委員会(USOC)の許可なしに五輪マークのついた商品を米国内で取り扱っていたことが分かり商標法違反の疑いがあるとしてUSOCが調査
05/14 金沢市のベンチャー企業が陶器製で副流煙が出ないたばこ用パイプを開発 特許出願中
05/14 世界貿易機関(WTO)の次期交渉などで急速な技術革新に対応した特許制度や保護などのルール整備を円滑に進めるための意見交換を目的とした先進国特許庁長官非公式会合の第一回会合が十九日から東京都内で開催される
05/18 川崎製鉄がステンレス製シームレス(継ぎ目なし)鋼管製造技術の特許権を侵害されたとして住友金属工業に対し損害賠償と製造・販売の差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こしてことが判明
05/19 日本化薬 独創的な製品を発明した研究員に対して売上高の1%などを「報奨金」として支給する制度を創設
05/19 人道目的の地雷除去支援の会 地中の地雷の状態を液晶画面で確認しながら除去作業ができる新型の地雷探知機の試作機を完成
05/19 警視庁生活経済課 若い女性に人気のブランド「ROXY」の偽Tシャツを販売したなどとして商標法と不正競争防止法違反の疑いで横浜市の衣料品販売会社と同社の実質経営者を書類送検
05/20 日米欧の主要6カ国などによる初の先進国特許庁長官会合が閉幕 「ビジネスのグローバル化に伴い、特許制度の国際的調和が喫緊の課題」との認識で一致
05/20 政府事務次官会議 ビデオや音楽CDの複製防止信号を解除する装置やプログラムの製造販売を禁止して違反者に刑事罰を科すなどとする著作権法の改正案今国会に提出
05/24 特許庁 日米欧による特許の審査協力を試験的に開始 それぞれの特許の担当庁に共通で出された出願について審査情報を交換して参考にする仕組みで1ヵ国が認めた特許を相互認証する「世界特許」の確立を念頭に置いている
05/24 国立大の研究成果を民間企業に橋渡しする技術移転機関(TLO)が技術移転の第一号として日立製作所と契約 金属が鋳型に流し込まれる状況をコンピューターでシミュレーションするソフトを移転
05/25 米TI 韓国現代電子との間で1997年から2007年までの10年間に現代が計10億ドル以上の半導体製造技術特許の使用料をTIに支払うことなどを柱とするクロス・ライセンス契約を締結
05/26 米ソフトウエア保護団体 世界のコンピューターソフト業界が1998年に違反コピーの海賊版ソフトで受けた被害額が110億ドルに達したとの調査結果を公表
05/27 大阪府警 偽ブランドのシャツなどを販売したとして商標法違反の疑いで衣料品販売業者を逮捕
05/27 愛知県警 人気歌手らのCDを「MP3」と呼ばれる音声デジタル信号の圧縮技術を使ってインターネットに流していたとして札幌市に住む会社員の少年の自宅を著作権法違反容疑で家宅捜索
05/27 アメリカで人気を集めた言語学習機能のある人形「ファービー」の日本語版が発売されるのを前に早くもコピー商品出現
05/31 宮城県警 市販のソフトを無断で複製してインターネット上のホームページに載せていた高校生の自宅などを著作権法違反の疑いで家宅捜索


06/01 大阪高裁 好みの背景映像を選べるカラオケ装置にかかる実用新案権を侵害されたとして映像制作会社がNECなどにカラオケ装置の製造・販売の差し止めを求めた訴訟で実用新案権の存続期間が終了したとして請求を棄却
06/03 日本音楽著作権協会 コピー許諾についての情報を音源に組み込む認証機能やコピー防止技術を使った楽曲管理の確立を目的とした管理システムプラン「DAWN」を発表
06/03 大分県警 偽ルイ・ヴィトン製品を販売目的で所持していたとして商標法違反の疑いでブティック経営者を逮捕
06/03 独IW経済研究所 先進十三カ国の製造業七百社余りが対象の技術革新調査で日本企業は特許取得件数では世界一位だが新製品の導入数や市場獲得など実質的な成功度は五位との評価
06/04 通産省 国が持つ特許権などの知的財産権を今後民間に開放 民間への委託研究はこれまで特許権を国に帰属させていたが今後は実際の研究機関に与える方針
06/04 シンガポール航空がサービス強化の一環としてファーストクラスに導入したベッド兼用の豪華シートについて英国のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が特許権侵害を理由に廃止を要求
06/07 東京地裁 音楽シュミレーションゲーム「ビートマニア」と同様のゲーム機を製造・販売するのは特許権の侵害だとして、コナミ社がジャレコ社を相手取り同種ゲーム機の製造・販売の中止を求める仮処分を申請
06/08 米国際貿易委員会 米半導体開発会社がNECの開発した次世代型DRAMを特許侵害として輸入差し止めを申し立てていた問題で調査開始を決定
06/08 米連邦高裁 米総合電機大手のGEが任天堂のテレビゲーム機によって特許権を侵害されたとして争われていた損害賠償請求訴訟の控訴審でGE側の請求を退ける判決
06/10 横浜市中区にある横浜中華街の商店組合「横浜中華街発展会協同組合」が品質保証マークに当たるオリジナルロゴマークを製作し商標登録出願
06/12 日立製作所など電機大手六社 各社が保有するDVD関連の特許の使用権を共同販売
06/14 山口県の異業種交流グループがガラスびん・缶・ペットボトルの資源ごみを破砕し容積を10分の1に減らす機械を開発 特許出願済
06/16 徳島地裁 「阿波の香りすだち酎」という登録商標を有する徳島市の日新酒類が「一番札すだち酎」という商品名で同じ原料の商品の販売を始めた鳴門市の畑酒類に対して類似商品名の使用中止と謝罪広告の掲載などを求めて提訴
06/19 通産省 国際的な意匠登録制度である「ハーグ協定」に加盟へ 現在は意匠登録を海外で行うには各国でそれぞれ出願する必要があるが同協定に加盟すると国際機関への出願だけで済む
06/18 米特許商標庁 人と動物の遺伝情報を併せ持つキメラ動物を発明したとしてバイオテクノロジー批判活動家らが提出していた特許申請に対し「発明が人間そのものを含んでいる」として却下
06/22 日立製作所 アナログ方式の映像をデジタル方式に変換して録画するVHSビデオデッキを発売
06/24 ヤマハ インターネットを使った音楽配信で気に入った曲を購入したりプロの生演奏を自分の楽器で再現できるシステムを開発
06/24 富士写真フイルム 米国の三社が同社のレンズ付きフィルムの特許権を侵害しているとして米連邦地裁に提訴
06/25 秋田県のカット野菜会社が野菜や設備の殺菌に薬品ではなくオゾンを使って廃棄物を出さないよう配慮した資源循環型工場を完成
06/26 外務省 青森県の防災システム工事入札で特定ソフトの使用を義務付けたのはWTOの政府調達協定に抵触する恐れがあるとして調査 入札の仕様説明書に記載禁止されている特定商標や商号含む
06/30 最高裁 東京・大阪の地裁・高裁などで言い渡された知的財産権訴訟の判決全文を公開
07/01 ホクト産業 キノコのブナシメジを収穫した後の使用済み培地にダイオキシン類を分解する効能があることを発見
07/01 岡山地裁 岡山市の市立養護老人ホームに置かれたモニュメントが著作権侵害であるとして争われていた裁判で東京都の彫刻家と市が和解
07/01 「ハローキティ」をカードや通帳に使った台湾の銀行の業績が急伸
07/01 弁理士制度の百周年記念式典開催 天皇陛下も出席された
07/01 世界知的所有権機関 自動車やパソコンのなど工業デザイン(意匠)の保護を目的にした国際協定の新たな改定案採択へ
07/02 秋田県経済連 あきたこまちの類似品を防止するため米袋のデザインを「市女笠」の女性から「釣りキチ三平」へ変更
07/05 著作権審議会 著作権使用料徴収などを仲介する著作権管理の仲介業務を原則自由化するよう中間報告をまとめる
07/05 登録商標「本場大島紬」の名をかたった紬製品の流入を水際で阻止すべく長崎など九つの税関が取り締まりを強化
07/07 日本音楽著作権協会 最新ヒット曲を収録した海賊盤CDを販売目的で所持していた男性を著作権法違反の疑いで告訴
07/16 郵政省 著作権などの権利関係が複雑なテレビ放送番組ソフトの権利関係を自由に調べることができる共通データベースの作成を提言
07/16 愛知県警 「MP3」を使って音楽ソフトを不正コピーしてインターネットを通じて送信した札幌市の少年を著作権法違反の疑いで書類送検
07/16 最高裁 成分確認テスト方法の特許は当該方法を使用して製造された医薬品にはおよばないとする旨の判決
07/17 米連邦地裁 米マイクロソフトが市場の支配力を使って不当に競争を制限していたとする独占禁止法違反訴訟で同社勝訴
07/19 大阪地裁 胃腸薬の図柄が著作権侵害だとしてロート製薬に賠償命令
07/22 芙蓉グループの大企業が持つ特許を中小企業に公開する「芙蓉テクノライブラリー」事業を創設
07/28 松下電器 DVDの規格を拡張して質の高い音楽専用にした「DVDオーディオ」プレーヤーを11月に発売
07/28 東芝 インターネットの音楽配信に対応した携帯プレーヤーを開発していることを表明
07/28 商標登録を受けた「さんぴん茶」は一般名称であるとして沖縄県の業者が特許庁に異議を申し立てる方針
07/29 国の委託研究で発生した特許権を企業側に与える法案を含む産業再生法案が衆院で可決
07/29 フジ・サンケイ・グループ傘下の米音楽出版社がポップス等約四万曲の著作権を英国の音楽出版社に売却
07/30 神奈川県警 「三井建設」と酷似した名前で顧客を混同させた業者を不正競争防止法違反の疑いで再逮捕


08/25 日清食品 「インスタントラーメン発明記念館」を、十一月下旬に大阪府池田市にオープンさせると発表
08/25 松下電器産業、東芝、米サンディスク社は、著作権保護機能付きの小型メモリーカードを、共同開発することで合意し、ソニーに対抗
08/27 米司法省 米製鉄会社AKスチールと同業のアームコの鉄鋼合併計画で、新会社がステンレス製品の製造特許をウィーリング・ニッシンに供与と発表
08/27 日本音楽著作権協会やコンピュータソフトウェア著作権協会がネット上の海賊版横行に対し、悪質配信者を著作権法違反で告発に乗り出すことに決定
08/28 サンフランシスコ連邦地裁 米ブリーム社(サンディエゴ)に対するプレスト訴訟は、今度はソニー側が敗訴
08/29 愛知県警西尾署 商標法違反の現行犯で、「ルイ・ヴィトン」のバッグなどのコピー商品を販売した露天商を逮捕
08/31 東京地裁 小林よしのりさんが漫画を許可なく引用されたとした著作権侵害訴訟は著作権侵害訴訟は、著作権侵害しないとの判決
08/31 静岡県警 「ギャルソン」の会が「ステューシー」の偽物を販売したとして、役員4人を商標法違反の疑いで逮捕、Tシャツなど約300点を押収
08/31 東京地裁 コナミが「ときめきメモリアル」のキャラクターを無断でアダルトアニメビデオに使われたと主張した訴訟は、著作権侵害を認める判決
09/01 宮城県警 コンピューターの市販ソフトを無断でインターネットのホームページに掲載するなどした東京の高校生を著作権法違反の疑いで書類送検
09/02 富山県警 海賊版ソフト販売で大阪の社長を著作権法違反疑いで逮捕
09/03 今西祐行さんら作家8人 国語の副教材に作品を使われたのは著作権侵害として、出版社6社に対し差し止めを求めて6月に提訴していたことが判明
09/07 桃山学院大の教授が、ホームページに法政大のデータベース無断流用
09/07 化粧品会社アルミック 北海道たばこサービスの「北海道ミルクシャンプー」の表示が不正競争防止法違反に当たるとして札幌地裁に提訴
09/08 四谷署 「ポロ・ラルフローレン」の偽衣料品を販売した2人を商標法と不正競争防止法違反の疑いで逮捕
09/09 愛知県警 米国生まれの電子ペット「ファービー」のコピー商品を販売した卸業者を著作権法違反容疑で家宅捜索
09/09 京都地裁 ファクスの印字などに使う電子部品の特許権を侵害されたとした訴訟は、原告の「ローム」が勝訴し、約2億円の支払い命令
09/09 東京地裁 日本で以前流行した「スマイルマーク」の商標などをめぐった訴訟は、被告のエフエム東京に賠償命令
09/10 米 セレラ・ジェノミクス社がショウジョウバエの遺伝情報解析法にて人間の遺伝子特許の多くを独占する可能性が報じられる
09/10 富士ゼロックス 他人には閲覧できない技術を用い、漫画を販売するホームページ「まんがの国」を開設
09/11 熊本県 ホームページで風俗情報を紹介して出版社に賠償金を支払った小学校教諭が訓告処分
09/13 デジタルメディア協会 著作権審議会専門部会が出した仲介業務法改正に関する中間まとめに対し、規制強化を招くとして反対する意見書を提出
09/13 小林よしのり氏 漫画の無断引用の請求棄却判決を不服として控訴
09/16 大阪地裁 東洋ファルマーの「アリナビッグA25」の販売差し止めなどを求めた訴訟は、武田薬品工業が勝訴
09/17 長野南署 偽「だんご3兄弟」Tシャツを販売した衣料品卸業者らを著作権法違反の疑いで書類送検
09/17 神奈川県警 ゲームソフト「同級生2」」のストーリービデオを無許可で複製していたビデオ業者を著作権法違反の疑いで逮捕
09/17 世界知的所有権機関 コンピューター通信網上で商標や音楽などの著作権を保護することを目的にした国際条約を、2001年末までに発効目指す
09/18 特許庁 インターネットで欧米への同時出願を2003年までに導入
09/21 東京地裁 「iMac」の類似品「e―one」の販売禁止などの仮処分の決定
09/22 ソーテック 「e―one」の色違い製品を10月発売へ
09/22 ソニー 不正コピーを防ぐ著作権保護の仕組みを備えた「メモリースティック ウォークマン」を12月発売
09/23 松下電器産業 特許侵害の指摘で出荷直前の新電気毛布の発売を中止
09/27 埼玉県警 「シャネル」など海外高級ブランド品の偽物を大量に輸入販売していたとして、輸入業者ら3人を商標法違反の疑いで逮捕
09/27 松下電器産業 異業種の五社が参加する統一ブランド「WiLL」の第一段として液晶デスクトップ型パソコンを十一月一日に発売すると発表
09/28 静岡県警 「ステューシー」の偽Tシャツを販売目的で所持していたなどとして、商標法違反の現行犯で大阪の製造業者ら2人逮捕
09/28 東京地裁 日本画家の三谷一馬さんが自分の絵を無断で登録商標として使われたとした訴訟は、つくだ煮店に登録商標の使用差し止め等命じる判決
09/29 日立製作所ら三社 、不正コピー防止など著作権保護技術を搭載したデジタルビデオディスク(DVD)を使って、映像を録画・再生する技術を開発
09/29 ヘリックス研究所 人間の遺伝子約6千個を採取し、新薬開発などに応用する権利獲得のため、今年7月に特許庁に特許出願していたことが判明
09/29 発明協会東京支部主催の東京発明展にて、アイン・エンジニアリングら三社の新聞古紙を利用した光触媒和紙が奨励賞を受賞
09/30 小学校国語教科書著作者の会 日本図書教材協会と、小学校の国語の副教材に掲載した作品の作者への印税支払いで合意
09/30 東京地裁 キリンビールが雪印乳業との医薬品特許訴訟に勝訴


10/01 北海道新聞社 「函館新聞」など新聞題字の商標登録出願を取り下げ、同時に、商標登録を不許可とした特許庁相手の訴訟も取り下げ
10/02 東京高裁 受験生向けに考案した古語単語のごろ合わせ巡る著作権訴訟は「ある程度似るのは仕方ない」と著作権侵害認めない逆転判決
10/02 詐欺容疑で強制捜査中の「GIG」のシンボルマークの使用禁止と印刷物などの廃棄を求める警告書を「モービル石油」が送達していたことが判明
10/03 大阪府警 インターネットで裏ビデオや向精神薬を販売したとして逮捕された27歳の男が、著作権法違反など五つの罪で起訴
10/04 東京地裁 新日本製鉄が自動車用高級めっき鋼板でライセンス製造契約に反して特許を侵害したとしてNKKに28億円の損害賠償を求める訴え
10/05 山形県警 偽ファービー人形で初めて逮捕者
10/06 愛知県警ら 「シャネル」の偽物ボタンを所持していた輸入販売会社を商標法違反の疑いで書類送検
10/07 大学や研究機関などが開発した未利用特許を民間企業に仲介する「日本知的財産権取引業協議会」が発足
10/07 大阪地裁 大手ゲームソフトメーカー6社が中古ソフト販売店を相手にした訴訟は、著作権法に違反するとして販売差し止めを命じる判決
10/09 特許庁 遺伝子の部分的なDNA断片でも、病気の診断に使えるなど独自の有用性があれば特許として認められるとの新たな審査方針
10/13 ロサンゼルス連邦地裁 英電子機器会社の商標権侵害で、抗生物質「トローバン」を販売したファイザーに対し約152億円の損害賠償命令
10/19 三島由紀夫の手紙を小説中で公表した作家と文芸春秋に著作権侵害として販売差し止めの判決があり、文芸春秋側が控訴
10/20 栃木県警 インターネットのホームページ上で、許可なく人気歌手の曲を提供した少年を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで書類送検
10/21 国内のバイオ関連企業が、人間の遺伝子情報を活用する「『戦略的ヒトcDNAゲノム応用技術開発』成果利用コンソーシアム」を都内で発足
10/22 作曲家の富田勲さんが「バンダイ・ミュージックエンタテインメント」を相手取り、著作権法に基づいてCDの販売禁止を求める仮処分申請
10/22 米ベンチャー企業が、日本のヘリックス研究所に対抗して新たに解読した人間の遺伝子断片6500個の仮特許を米特許商標庁に申請
10/23 米アマゾン・コム 同社が特許を持つ受注ノウハウを違法にまねられたとして、米バーンズアンドノーブル・コムに使用差し止め等の提訴
10/23 米証券大手 同社の頭文字MSDWを使ったホームページ・アドレスを持つ少年らに商標権を侵害されたとして、使用差し止めの提訴
10/24 野球機構がコマーシャル放映権や建造物の著作権を問題としたため、福岡市の「イムズ」は日本シリーズの大画面モニター放映を中止
10/28 静岡県警 「ステューシー」の偽Tシャツを製造していた大阪の販売業者を商標法違反の疑いで逮捕
10/28 米シティ・ファイナンシャル シティグループが「シティファイナンシャル」の名称を使ったため商標権を侵害されたとして、損害賠償を求める提訴
10/30 浦和市の建築家らがテレホンカードの端にある切り込みをめぐり、実用新案権を侵害されたとして総額百二十五億円の不当利得返還請求を提起
11/02 日清食品 「インスタントラーメン発明記念館」が大阪府池田市に完成
11/04 国際レコード産業連盟(IFPI)は、東南アジアから中南米向けの海賊版CD計二百億枚が、一九九八年半ば以降これまでに押収されたと発表
11/05 東京地裁 ジョンソンプロダクツの「カビキラー」が花王の特許権の侵害に当たるとして、約二億七千万円の支払いを命じる判決
11/10 松江市の小学校が音学会の様子をホームページに掲載しようとしたところ、日本音楽著作権協会からストップがかかり、中止
11/10 山形県警 ファービーの模倣品を販売したとして著作権法違反容疑で東京都内の卸売り会社社長の逮捕状をとり、事情聴取
11/10 米国任天堂は、「ポケモン」関連製品の海賊版製造業者などを相手に損害賠償と商品の販売中止などを求めて、ニューヨーク連邦地裁に提訴
11/11 童話作家が神奈川県秦野市教育委員会の作成した小学生向け人権啓発用副読本は盗作であるとして、新聞五紙に謝罪広告を出すよう求める提訴
11/12 武田薬品工業 前立腺がん治療薬「リュープリン」について、米国の医薬品メーカー二社が特許侵害したとして、米国オハイオ州北部連邦地裁に提訴
11/15 鈴木あみさんのコンサートやラジオ放送をライブ録音し通信販売した高校生2人を書類送検
11/16 函館新聞社商標登録出願していた新聞題字「函館新聞」が登録され、北海道新聞社と争っていた題字問題は2年ぶりに決着
11/16 ソフトバンク 著作権保護などのサービスを手掛ける米レシプロカルと共同出資で、日本の音楽配信などの企業向けに合弁会社を設立すると発表
11/17 東京高裁 商標「善光寺物語」の登録無効などを求めていた裁判は、善光寺と土産物業者が和解
11/17 東京地裁 「キューピー」の著作権を譲渡されたと主張しているキューピー愛好家が提訴した著作権訴訟はキユーピー側が勝訴
11/18 富山県警 「ルイ・ヴィトン」などのマークが入った携帯電話用ストラップを無断で加工し販売した経営者ら4人を商標法違反の疑いで書類送検
11/18 東京高裁 ゴルフ場開発に伴う環境影響評価書のコピー交付を県が認めないのは違法とした訴訟は、「開示請求権は著作権に優越しない」として棄却
11/19 大阪地裁 東京地裁判決とは異なり、家庭用テレビゲームの中古ソフトは著作権法違反としてメーカー側の訴えを認め、小売店に販売差し止めの判決
11/20 ナムコが「パックマン」などの業務用ビデオゲーム基盤を無断で複製・販売したとして、米ゲーム機メーカーを著作権侵害などで提訴
11/24 米セレーラ・ジェノミクス社 人の全遺伝情報のうち約九○%に当たる二十七億塩基対の解読を終えたと発表し、権利が一部企業に独占される懸念
11/25 北海道警 「FFVI」などテレビゲームの人気ソフトを無断で複製、自分のホームページで公開したとして、北大生を札幌地検に書類送検
11/29 障害のリハビリにも役立てるアニマルセラピーにかかわる用語が、大阪市の会社によって商標登録され、愛犬家らが無効審判の準備中
11/29 ロス市警 ハリウッドの“人気商品”=ロゴ「LAPD」を商標登録する計画
11/30 作家松本侑子さんらが作家桐生操さんの「本当は恐ろしいグリム童話」などに無断で使われたとして、出版差し止めと損害賠償などを求める提訴


12/01 神奈川県警 コピーガードがかかったビデオテープをダビング可能にする装置を販売したとして、電子機器通信販売業者を著作権法違反の疑いで逮捕
12/01 松下電器産業と日本ビクター 音楽業界からDVDの著作権保護技術の強化を求める声が上がったため、DVDの発売時期を半年間程度延期
12/01 帯広畜産大学の教授 紅茶から抽出される物質テアルビジンにボツリヌス菌の毒素を無害化する機能があることを発見し、特許が認められたと発表
12/02 日米の大手メーカー7社 パソコン用ソフトを不正にコピーされ、著作権を侵害されたとして、都内の地質調査会社に損害賠償を求める提訴
12/02 米バイオベンチャー企業 人の遺伝子5万個の配列・機能を解明して特許申請と発表
12/03 名古屋地検特捜部 偽ファービーを販売したとして著作権法違反などの罪で、雑貨輸入卸売会社と同社社長を起訴
12/03 今秋、大阪で開催された世界新体操選手権の際、伴奏曲について大会組織委員会が事前申告を怠り、日本音楽著作権協会から指摘を受けたことが判明
12/09 著作権審議会 著作権侵害の損害賠償を考慮して上積み可能にするなどとする報告書を文化庁に提出
12/09 工業所有権審議会 弁理士増員や特許の流通市場創設のための環境整備を求める報告書をまとめ、二十二日の審議会総会で通産相に答申する予定
12/09 長野県岡谷市の「イルフ童画館」が、所蔵している米国の著名絵本作家の原画を無断でパンフレットに掲載し、著作権使用料十万ドルを支払う予定
12/09 三洋電機ら三社 携帯電話で音楽配信を受け、再生もできる著作権保護機能付きのシステムを共同開発したと発表
12/10 パイオニア 独自の音楽ソフトを発売することで消費者の要望にこたえるとして、DVDオーディオを予定通り発売すると発表
12/14 ゲームソフトメーカナムコ 同社製ゲームの中古販売を認めていくことを明らかに
12/15 戦没学生の遺稿集「わだつみのこえ」出版差し止め訴訟は、原告の遺族が訴えを取り下げ
12/15 米モンサント社が遺伝子組み換え作物の安全性を十分確認せず種子を販売し、また、特許を不当に使ったとして、米環境保護団体などが損害賠償訴訟
12/18 スイスのマネジメント会社ISL ブラジルの名門サッカーチーム、フラメンゴの商標の使用などの経営権の一部を買収
12/19 岩手県岩泉町の民謡「南部牛追唄」のクラシック変曲の著作権を町が譲り受け、南部牛追唄の全国大会などで紹介していく考え
12/19 ソフトメーカーなどが加盟する3団体 メーカーの許諾のある中古品の販売は違法ではないとの声明
12/20 東京地裁 童話作家8人が「国語テストに作品を勝手に使うのは著作権侵害」として出版差し止めなどの仮処分を求めていた裁判は、申し立てを却下
12/22 大阪市の業者 「キャンディ・キャンディ」のキャラクター商品の製造販売で損害を受けたとして、販売を許可した漫画家らに損害賠償を求める訴え
12/27 特許庁 1999年版「特許行政年次報告書」の中で、日本企業の海外での特許出願は自動車の環境対策技術や電子部品などが目立つと分析
12/30 滋賀県歯科医ら シルクからダイオキシン発生しないプラスチック開発し、義歯の材料や食器などに応用が見込めるとして特許を申請