1998 年01/01~12/31

1998 年01/01~12/31

01/08 ドイツ大衆紙ビルト 就業者数当たりの特許申請件数でドイツが世界一と発表
01/10 相模原市・長島鋳物 蓋の取り替えで簡易トイレを設置可能な災害時用マンホール蓋を開発 特許申請中
01/13 千葉地検 偽「バレンチノ」を密輸入しようとした業者を関税法違反で逮捕
01/14 協和発酵 焼酎の発酵粕を家畜飼料にする技術を焼酎製造業者向けに無料公開
01/19 山梨県警 偽「ヴェルサーチ」の指輪を製造・販売した業者を商標法違反の容疑で逮捕
01/29 警視庁 偽「フェラガモ」を輸入販売した業者を商標法違反等の容疑で書類送検
01/30 日本文芸家協会 新聞4社と電子メディア著作権で合意
02/02 セイコーエプソン プリンター用インクカートリッジ特許侵害でパイロット社を提訴
02/04 インテル社とサイリックス社 半導体の特許権侵害訴訟で和解
02/04 全国的に有名な新潟県の地酒「越乃寒梅」の偽物出回る 商標法違反の疑い
02/05 新潟県警 偽「越乃寒梅」所持で埼玉の業者を逮捕
02/08 米衛星放送業界 97年熾烈な競争による合併、撤退の結果5社が3社に
02/09  新潟県警 「越乃寒梅」偽造事件で埼玉県の印刷業者と東京のキーホルダー製造業者を商標法違反容疑で新たに逮捕
02/09 通産省 知的所有権の保護強化のため特許法改正案を閣議提出へ
02/09 通産・文部省 大学の研究成果を民間企業に移転・活用する仕組みを整えるため、大学技術移転促進法案を提出
02/10 米財団 キューピーのイラストなどの無断使用により著作権を侵害したとして日本興業銀行を提訴
02/12 宮城県警 コンピュータソフトを無断複製・販売した男性二人を著作権法違反の容疑で逮捕
02/12 警察庁 風営法改正でインターネットでのアダルト画像提供業者などを規制 インターネット情報対策の先駆的な試みとして注目される
02/12 特許庁 特許広報をインターネットで無料提供するサービス開始
02/14 富士写真フイルム 使い捨てカメラの無許可生産で米企業提訴
02/20 「パブロ・ピカソの絵画の無許可使用」で読売新聞に一千万円の賠償命令
02/20 新潟地検 偽「越乃寒梅」所持で埼玉県の業者を起訴
02/20 文化庁 コンピュータソフトの複製防止解除装置規制のため著作権法改正案提出へ
02/20 半導体メーカー大手五社 デジタルビデオなどの海賊版防止技術を共同開発
02/21 特許庁 国有特許使用料自由化へ 特許の多くは使用料値上がりの見通し
02/25 東京地裁 「たまごっち」類似品 意匠権侵害で輸入販売を差し止め
02/25 立山科学グループ 周囲三六〇度をほとんどゆがみなく写すことができるレンズと、その画像処理をするシステムを開発
02/26 富山県警 歌番組などの複製ビデオを無断販売による著作権法違反で保険事務所員逮捕
02/26 特許庁 日本製品のアジアでの模倣被害を実態調査 被害相談を受け付ける模倣品110番を開設
03/01 英大学博士 自分の声を歌手本人が歌っているかのように変えられるカラオケ開発
03/01 警察庁 知的所有権侵害事件の摘発は過去五年間で最高と発表
03/02 神奈川県警 「ザ・ノースフェイス」の偽物を密輸入しようとした男性を逮捕
03/02 福岡地検 地図ソフトなどを複製して販売した京都市の税理士事務所職員を書類送検
03/03 弁理士会、日弁連 民間紛争の短期解決のため「工業所有権仲裁センター」4月に発足
03/05 弁理士会 来年度の新弁理士会会長に竹内三郎会長を選出
03/05 特許庁 景気停滞の中でも日本企業が海外での特許出願を大幅に増やすなど知的財産権分野を強化していると発表
03/05 特許庁 特許出願の多い日本企業二百社を対象に調査した結果対外特許収支は328億円の赤字と発表
03/06 郵政省 一民間企業が独占的に登録・管理しているインターネットドメインネームのあり方を研究会で検討へ
03/07 名古屋地裁 温度で変色する顔料の特許侵害で京都市の業者を訴えていたパイロットインキが勝訴
03/10 公正取引委員会 独禁法運用の透明化を図り、違反行為を防止するため、個別企業の相談事例を公開
03/12 北海道警 偽ブランド品を通信販売した業者4人を商標法違反の疑いで逮捕
03/14 パソコンのスキャナーなど画像読み取り機器の普及で、商業用イラストが商品広告に盗作・盗用されるケースが急増
03/16 特許庁 審理期間の短縮や当事者の負担軽減を図る審判官が地方に出向いて当事者の意見を聞く「巡回審判」制度開始
03/17 山形地裁 特許権の期間が切れる前の新薬成分を使い、医薬品の製造承認を受けるための試験を実施するのは特許権侵害に当たらないとの判決
03/18 名古屋地裁 支店に設置されたシャッターの自動開閉装置は特許権の侵害だとして富士銀行などが敗訴
03/24 小説「三島由紀夫―剣と寒紅」中で三島の手紙が無断で公表、複製されているのは著作権侵害にあたるとして遺族が出版差し止めの仮処分申請
03/25 トヨタ自動車 直噴ガソリンエンジンなどからの排出ガスを浄化するNOx触媒システムの基本特許を10カ国で取得
03/25 もみ殻からキシロオリゴ糖を生産する技術を秋田県総合食品研究所が開発 4月から事業化を目指す
03/25 米連邦地裁  ライセンス契約違反により「ジャバ互換」の商標使用を禁止する仮処分
03/26 コンピュータソフトウェア著作権協会 企業内や団体内でのソフトウェア不正使用の情報提供専用電話を設置
03/26 ニューヨーク連邦地裁 米イマテック社は画像の色具合を一元管理するシステムで同社の特許権を侵害したとしてアップル社を提訴


04/02 米国細胞生物学者 体の一部は人間で一部は動物という複合生物「キメラ」を作る方法に関する特許を申請
04/03 米国ホンダ 同社一九九八年式アコードとシビックが米環境保護局によりガソリン車初の全米低公害車認定受ける
04/07 米地裁 「ゴジラ」の写真などを許可なく使って本を出版しようとした出版会社に対し商標権や著作権の侵害で出版差し止め
04/08 マツダ 電気自動車開発の一環として米自動車会社と燃料電池を共同開発へ
04/09 通産省 海外での贈賄禁止のため不正競争防止法改正案を提出へ
04/09 警視庁 スイス製高級腕時計「ロレックス」と似た商標を付け本物に見せ掛けた腕時計を販売していた男性を商標法違反で逮捕
04/11 通産省 競争入札制度見直しへ ベンチャー企業育成策の一つとして入札事業への参加資格審査で技術力を重視
04/11 米連邦地裁 画像処理技術開発に関する特許権侵害訴訟でアップル社がイマテック社に反論
04/11 日本の遺伝子解析・研究の専門家が遺伝子特許を全部外国に取得されないよう大規模解読センターの設立を訴える緊急提言発表
04/15 特許庁 特許情報活用でベンチャー企業を支援するために特許情報を専用回線でネットワーク化へ
04/15 大阪ガス ダイオキシンを無害な水や二酸化炭素に分解する触媒技術を関西新技術研究所と共同で開発
04/15 米地裁 日本経済新聞社 同社の翻訳記事を米国などで無断利用されたことが著作権侵害にあたるとしていた訴訟で勝訴
04/17 通産省 「不公正貿易報告書」が指摘した外国の不公正措置の内アジア諸国における知的財産保護体制強化など重点協議へ
04/18 特許庁 衛星デジタル放送ディレクTVの主要株主が取得してた登録商標「ペイパービュー」は無効と決定
04/20 通産省 営業秘密など企業にとって財産的な価値を持つ情報の保護策について刑事罰創設などを盛り込んで産業構造審議会に諮問
04/20 CMなどで人気の貝の一種「クリオネ・リマキナ」の呼び名を使った商標登録相次ぐ 水族館関係者などに戸惑い広がる
04/22 東京高裁 清涼飲料などに「ジャイアンツ」と名付けると読売巨人軍商品と誤解するとして商標登録できない判決
04/23 帯広署 北海道のデパート開かれたバーゲンセールで偽ブランド品が販売された疑い商標法違反の疑いで捜査
04/24 海に流出した油の処理に人の髪の毛が有効であることをNASAが発表
04/28 シンガポール WIPO主催のセミナーでインターネットと知的所有権の関係を議論
04/28 警視庁 人気ソフト「アドビ・イラストレーター」の海賊版を路上販売した5人を著作権法違反の疑いで逮捕
04/29 トヨタ自動車 世界で初めて量産化したハイブリッド乗用車「プリウス」をワシントンで公開
05/01 米コダック社とインテル社がデジタル写真技術とそれに基づく製品の共同開発で提携
05/01 住友化学工業 ヒト・リゾチーム遺伝子を農作物に組み込むことによって病害に対する抵抗性を強めることに成功
05/02 米通商代表部 知的所有権保護条項に基づく1998年の年次調査の結果日本を昨年と同様に「監視国」に指定
05/02 生物多様性条約の締約国 バイオテクノロジー応用製品の利益を製品開発国と生物生息国との間で公平分配するためのシステムづくりに着手
05/08 大阪府警 「シャネル」の偽物を韓国で購入・販売していた大阪府の洋品店店長を商標法違反(所持)の疑いで逮捕
05/09 特許庁 早稲田大学の「大隈重信像」や不二家の「ペコちゃん」「ポコちゃん」など5件を立体商標の第1号として認可
05/11 特許庁 特許情報を提供する「特許電子図書館」設置へ
05/11 シンガポール 「情報立国」には知的所有権保護が欠かせないとして海賊版ソフトの摘発を強化
05/12 旭化成工業 ポリエステルとは化学構造が異なる新たな合成繊維を開発 「ソロ」の商標で事業化すると発表
05/14 沖電気 TFT型の液晶表示装置用LSIの生産販売で米ベンチャー企業と提携
05/14 小野薬品工業 米医薬品開発会社との共同研究でHIV(エイズウイルス)の増殖を止める物質を発見したと発表
05/17 落馬による首の負傷を防止する安全ベルトを米日系女子高校生が発明 特許を取得
05/20 大阪府警 偽ブランド品を販売していた大阪市の露天商ら二容疑者を商標法違反の疑いで逮捕
05/20 東京電力 形に工夫を加えて強い風によって生じる騒音を大幅に低減した新タイプの送電線を開発
05/21 米連邦大陪審 無許可で作った約二万五千個のCDを日本に密輸した米国人二人を著作権法違反罪で起訴
05/23 北川辺町 利用価値のない米のもみ殻を道路舗装に利用した技術をアスファルト製造・販売会社と共同で特許出願
05/25 大阪府警 偽のブランド品を販売したイスラエル国籍の露天商を商標法違反の疑いで逮捕
05/27 神奈川県警 偽ブランド衣類の輸入などをした衣類卸売業者ら4人を関税法違反と商標法違反の疑いで逮捕
05/27 特許庁 米国などに比べ審理が長期にわたり空洞化が著しい特許裁判を迅速化するため特許法改正へ
05/27 日本原子力研究所 海水に浸して置いておくだけでわずかに溶けているウランなどの希少金属を捕まえてくれる「魔法の布」を開発
05/28 米連邦取引委員会 インテル社が半導体市場での独占的立場を利用して独占禁止法に違反する行為をしたとして提訴の用意
05/29 かずさDNA研究所 解読した遺伝子情報を民間企業に会員制で提供する「遺伝子機能研究開発制度」を開始


06/02 特許庁 企業が海外複数国で一括して商標権を取得することが可能となる協定に加入する方針を決定
06/03 三菱化学 日本企業四社を含む六社を特許侵害で米国際貿易委員会に提訴
06/09 九州歯科大 三菱マテリアルと共同で周辺部が虫歯になるのを防ぐ効果がある歯のセメント材を開発
06/14 通商産業審議官に荒井寿光特許庁長官が内定
06/16 通産省 通商産業審議官へ昇格する荒井寿光特許庁長官の後任に伊佐山建志通商政策局長を充てるなどの幹部人事を発表
06/17 武田薬品 百日ぜきワクチンをめぐって英国のメーカーから米国で訴えられていた特許侵害訴訟に勝訴
06/18 特許庁 97年の企業の特許申請に対する特許登録率等を発表 登録率トップはヤマハ発動機(96.3%)
06/18 特許庁 日本は外国と比べ防衛出願する企業が多く「発明」は極端に少ないと指摘
06/18 特許庁 日米欧企業の特許取得状況比較 DVDなどのレーザー技術は日本企業が先行しバイオ分野では日本が大きく後れを取っていると分析
06/19 米著作権保護団体 97年中のビジネスソフトの違法コピー率は4割に達と発表
06/19 米ルーセント ATM(非同期転送モード)機器などデータ通信網に関連する特許を侵害したとしてシスコを提訴
06/19 世界知的所有権機関 特許庁の植村昭三氏を事務次長に内定
06/22 紳士服量販店コナカ 「軽くて涼しい」スーツに関する「軽涼」を商標登録 業界他社は「清涼」など似た言葉への切り替えを迫られる
06/23 日本ビクター 通信カラオケなどに使われ違法コピーが問題になっていた電子楽器のデジタル演奏情報に「透かしデータ」を埋め込む技術を開発
06/23 著書の一部盗用により特許権、著作権が侵害にされたとして愛媛県の自然農法家が集英社に抗議文を送付
06/24 特許庁 判定制度の運用を7月から迅速にすると発表 従来の12ヶ月から最長6ヶ月へ
06/25 豪州連邦裁判所 シドニー五輪のロゴマークに手を加えて使用していた動物愛護家の女性に著作権侵害で使用の差し止め命令
06/26 自分の著作物を無断で商標に使われたとして江戸研究家がつくだ煮のしにせを提訴
06/27 上海第一中級法院 作品を無断で使われたとして上海界竜食品公司を著作権侵害で提訴していた日本のイラスト作家・松下氏が勝訴
06/29 通産省 特許権など知的所有権を担保に企業が銀行融資を受けやすくなるよう環境を整備する方針固める
06/29 特許庁 国が取得した特許を民間と契約する際の使用料を自由化
06/30 東京国税局 山之内製薬 海外子会社からの特許料収入をめぐり約540億円の申告漏れを指摘され追徴課税
07/02 米マイクロソフト 他社の登録商標を使用したとして訴えられていた裁判で同社が約七億円を支払って和解
07/03 超電導工学研究所 従来の3倍の磁力を実現する新しい高温超電導体開発 
07/03 米国際貿易委員会 米メーカーが半導体の製造特許を侵害しているとして三洋電機を訴えていた問題で同社の特許侵害の事実はないと決定
07/04 特許庁 特許侵害の立証方法を簡素にすることで特許裁判を迅速化するなど知的財産権の保護制度を大幅改革へ
07/07 東芝 清川佑二元特許庁長官を顧問に
07/08 大阪地裁 ゲームソフト大手六社が中古ソフトを無断で販売するのは著作権法に違反するとして販売会社を提訴
07/08 京都府警 コンピュータソフトを無断で複製販売していた京大生を著作権法違反の疑いで逮捕
07/08 日本写真エージェンシー協会 著作権のある商業イラストの盗作・改変使用の被害実態を告発するホームページをインターネットに開設
07/09 北京中級人民法院 著作権をめぐる民事裁判を中央テレビ通じて生中継 初の全国同時の裁判中継
07/12 特許庁 アジア諸国で被害が頻発している特許や商標や意匠の模倣品への対策を強化へ
07/14 独VWが燃料3リットルで百キロ走る新しい低燃費車開発
07/15 静岡県警 米国のブランド「ステューシー」の偽Tシャツを販売していたとして商標法違反の疑いで大阪府の衣料卸売業者逮捕
07/19 自民党滋賀県連 参院選の事務所外壁に無断でイラストを使用したとして著作権侵害で抗議を受ける
07/23 特許庁 商標出願・登録情報約200万件についてホームページを通じて無料提供
07/25 陶磁器の抗菌処理をする新技術を岐阜県土岐市が開発
07/27 「ナイキ」の偽トレーナーを密輸入しようとした会社員らに有罪判決
07/28 買収を巡って争っていたVW社とBMW社との間で「ロールスロイス」の商標をBMW社が継承することで合意
07/28 衛星デジタル放送で音楽番組を流している通信衛星(CS)放送会社とレコード会社との間で著作権紛争
07/29 小林亜星氏が自作曲とそっくりな曲で著作権を侵害されたとして服部克久氏を提訴
07/30 日本音楽著作権協会等 インターネットで著作権関係者の許可なく音楽を流しているホームページの開設者に損害賠償を求める方針
07/30 国立大に埋もれた新技術の種を発掘し特許として企業へ橋渡しする技術移転会社が来月スタート


08/01 米連邦地裁 ソニーには著作権がないとして映画007の制作を差し止める仮決定
08/03 東京大学先端科学技術研究センターの教官らが全国の大学で発明された技術を特許化して企業使用の仲介をする「先端科学技術インキュべーションセンター」設立
08/04 米ハイテクベンチャー企業が同社の技術を活用してペンティアム2などを制作し販売したとして特許権侵害でインテル社を提訴
08/05 大学などの研究成果の民間企業への移転促進を目的にした大学等技術移転促進法の運用指針決まる
08/05 ダイエー エーエム・ピーエム・ジャパン社の看板などに使われている標章が自社ブランドの登録商標に類似しているとして標章の使用差し止めと損害賠償を求めて提訴
08/10 仙台地裁 パソコンソフトをCD―ROMに不正に複製しインターネットを通じて販売した元東大院生に有罪判決
08/12 「歌がそっくり」だとして小林亜星氏から著作権侵害で民事訴訟を起こされている服部克久氏が反訴
08/12 前橋地裁 「水沢うどん」の商標権を持つうどん屋十店がドライブインなどを経営する会社を相手に商標の使用差し止め等を求めて提訴
08/15 千葉県警 ロレックス社の商標を無断使用していたとして宮城県警が商標法違反(専用使用権侵害)容疑で指名手配していた商標無断使用の中国人逮捕08/18 岐阜県 上田石灰製造と共同でフロンを石灰焼成炉で分解する方法を開発
08/19 Jリーグに加盟を予定している「ブランメル仙台」は「ブランメル」がすでに商標登録されており加盟条件を満たせないとして名称変更へ
08/19 米デルタ・アンド・パインランド社と米農務省 作物に種子ができても種子が発芽しない遺伝子操作技術を共同開発 世界78カ国に特許出願
08/20 宮崎の小5の女の子が犬のふん取り用紙スコップを考案 売れ行き好調
08/20 富山県警 違法にソフトを複製販売したとして著作権法違反の疑いで京都府の会社員4人を逮捕 高校生2人を書類送検  
08/21 日本商事 米国の医薬品メーカーと独占販売契約し口の中にできたがんを五分間で判定できる診断薬を五年後をめどに製造販売へ
08/24 サッポロビール 山大学資源生物学研究所と共同で加水分解しても麦芽糖を作らない新しい大麦を発見 これまでと異なる味のビールの開発に期待
08/24 日本オリンピック委員会 「がんばれ!ニッポン!」を商標登録へ 約一年後に正式登録される見込み
08/24 佐賀県呼子町の名物「いかしゅうまい」の製造販売元が持つ商標について他の製造業者などが特許庁に商標の取り消しを求めて異議申し立てを提起
08/24 できるか「吟醸」ビール  新大麦でサッポロと岡山
08/26 東京地裁 婚礼・宴会場「椿山荘」を経営する「藤田観光」が同名の婚礼・宴会場を経営するホテルなどを相手どり商標権侵害で提訴
08/27 東京地裁 カラオケ使用に伴う著作権料を支払わなかったとしてカラオケボックス経営者らを訴えていた裁判で日本音楽著作権協会が勝訴
08/31 ペダルを踏む力を無駄なく伝え、しかも軽量というスポーツ自転車用サスペンションを開発 奈良の発明家
09/01 「キロロ」を商標・意匠登録している北海道のキロロ・リゾートが人気デュオ「Kiroro」に関連グッズなどの名称使用を認めることで合意
09/02 東北地方建設局 民間の有用な新技術を公共事業で活用するために民間企業などが独自に開発した技術の情報提供を呼び掛け
09/03 新潟地裁 「越乃寒梅」の偽物を販売した被告に商標法違反で有罪判決
09/07 日本のテレビ局三社 香港税関にテレビ番組などを無断で録画した海賊版VCDの一掃を要請
09/07 フォルクスワーゲン社 フランスの名車ブガッティの商標権買収
09/07 日産自動車 追突事故によるむち打ち症の危険を軽減する可動型のヘッドレストを高級乗用車「シーマ」の運転席と助手席に標準装備
09/09 NEC北米研 従来型コンピューターでは長時間を要する複雑な計算を効率化するDNAコンピューターの設計に関する特許を米国で取得
09/10 大阪地裁 小熊のデザインをあしらった商品をまねされて損害を受けたとして不正競争防止法に基づき損害賠償を求めた訴訟で「シャディ」に損害賠償支払い命令
09/10 福岡県警 「ウィンドウズ98」の海賊版を販売した会社員の自宅を著作権法違反の疑いで家宅捜索 複製ソフト四十本を押収
09/11 香港税関 日本のテレビ番組を無断で録画した海賊版ビデオ・コンパクトディスク(VCD)を販売しているビデオ店を一斉に摘発
09/11 立って乗るユニークな「電動歩行車」を日野市の自動車設計会社が開発 特許申請中
09/14 愛知県警 米国のブランド「ステューシー」の偽アロハシャツなどを輸入販売していたとして大阪の衣料輸入業を商標法違反の疑いで逮捕
09/16 世界知的所有権機関 特許の申請手数料で14億5000万円にまで膨らんだ黒字を研究費に回すなどして利用者に還元へ
09/17 98年版警察白書の表紙に採用された作品が市販ソフトのサンプルを流用したものであることが判明 著作権法上の問題はないとのこと
09/17 兵庫県警 「プラダ」などの偽物バッグを大量に売っていた輸入バッグ類販売業者を商標法違反の疑いで逮捕
09/18 フォルクスワーゲン社 フランスの伝説の名車ブガッティの名を冠した十八気筒エンジンを搭載する超高級車開発へ
09/21 東京地裁 作曲家の小林亜星氏が作曲家の服部克久氏の曲が自作曲にそっくりだとして著作権侵害による賠償を求めて提訴した問題で服部氏が反訴
09/22 山口県警 「Windows98」などの海賊版ソフトを販売した自衛隊員を逮捕
09/23 米連邦地裁 ゼロックス社が三田工業に対して特許権侵害による販売差し止めと損害賠償を求めて提訴
09/23 東京地裁 伊ベレッタ社らがモデルガンに商標や社名を無断使用されたとして国内のモデルガン業者相手に商標および社名の使用差し止めと損害賠償を求めて提訴
09/25 岡山県警 「アディダス」の偽商品を販売したとして商標法違反の疑いで中国人の衣料品卸業社を逮捕
09/25 東京地裁 古文単語集のごろ合わせをまねされ著作権を侵害されたとして古文単語集を出版している予備校教師が別の単語集の著者を相手取り損害賠償を求めて提訴
09/27 東京地裁 コメ発酵エキスを入浴剤に利用する技術の特許権を侵害されたとして香川県の酒造会社が積水化学工業やロート製薬などに製品の販売中止などを求める仮処分申請


10/02 衛星を使ってデータを飛ばし携帯可能な見開きの読書端末で読むという「電子書籍」の実験主体となる「電子書籍コンソーシアム」発足 読書端末の基本機能の標準化や著作権処理問題を検討
10/02 アジア地域の知的所有権の問題を協議する世界知的所有権機関と特許庁共催の「WIPOアジアフォーラム」開催
10/03 特許庁 企業が権利を取得しながら実際には使われていない特許を有効活用するため休眠特許の仲介業務を行う業者など関連情報をインターネットで提供するサービスを開始
10/05 東京地裁 著作権法違反を理由に中古ソフトの販売中止を求めるのは不当だとしてゲーム販売チェーンが大手ソフトメーカーを相手に差止請求権の不存在確認を求めて提訴
10/09 政府が米国に対する特許法の国際標準化などを含む30項目の規制緩和要求リストを提出
10/12 パイオニア 国内メーカーでは初めて家庭用のCDレコーダーを発売
10/12 著作権法施行令改正 音楽ソフトの録音内容をデジタル記憶媒体へ私的に複製する場合の補償金をあらかじめ価格に上乗せする制度の対象にCD-Rなどを追加
10/13 東京地裁 H2ブロッカーの製造方法をめぐりイギリスの製薬会社などが藤本製薬に損害賠償を求めた訴訟で特許権侵害が認定され同社に30億円の賠償を命じた 特許権侵害で過去最高
10/13 宇都宮市の印刷会社が発売しているリサイクル可能な角型封筒が自治体や企業の間で注目を集めている 特許も申請中
10/13 米下院 インターネットなどコンピューター上で送信される映像や情報音楽などの著作権を保護するための法案を可決
10/14 農林水産省 遺伝子組み換え技術を使って幅広い耐性を持つイネや野菜の開発を目指す「スーパー・レジスタンス計画」を99年度から実施
10/14 福島県蚕業試験場 天蚕のまゆのたんぱく質から紫外線を吸収する化粧水を作ることに成功
10/20 JFLのブランメル仙台 ブランメルがすでに商標登録されているためチーム名称をベガルタ仙台に変更
10/22 工学院大の講師らが家庭向け風力発電装置を開発
10/23 愛知県警 シャネルの偽の商標を付けたイヤリングをゲームセンターの景品として使っていた業者らを商標法違反の疑いで書類送検
10/26 東京地裁 ち密な描写の作品を使用する際に無断で手を加えられたとしてイラストレーターが著作権侵害で管理会社に損害賠償を求めた裁判で原告が勝訴
10/26 特許庁 企業が持つ特許の価値を評価して知的財産を“含み資産”として客観的に評価する指標を年内をメドに策定する方針
10/26 アジアを中心に広がっているブランド品や家電などの模倣品の商標侵害行為に歯止めをかけるため「著名商標リスト」をインターネットで公開
10/26 世界の携帯電話6社が新しい携帯電話部品の特許関連文書の中で健康を害すると明確に記載
10/27 横浜ベイスターズが日本一になり関連グッズの人気が高まる中海賊商品が激増
10/28 コンピューターソフトの米業界団体が違法コピーなどの不正使用によって昨年1年間に受けた著作権侵害の被害総額は約1兆3430億円と報告 「不正使用率」は世界全体で4割という
10/29 特許庁 アジア諸国を中心に広がるブランド品や家電製品などの模倣品による商標侵害行為に歯止めをかけるため「著名商標リスト」をインターネットで公開へ
10/29 立命館大学や京都大教授らが出資して大学で得られた研究の成果を企業に仲介する技術移転機関「関西ティー・エル・オー」を設立
10/29 東京地裁 人気アイドルグループ「SMAP」のメンバーらが単行本でインタビュー記事を使用され著作権を侵害されたとして提訴していた裁判で本の出版差し止めと損害賠償命令
10/29 科学技術庁 96年度の技術輸出の実態調査結果によると技術輸出先は米国が三年連続でトップだった
10/30 東京地裁 カードゲームの特許を侵害されたとしてエポック社がバンダイに損害賠償を求めた訴訟でバンダイが敗訴
11/02 東京地裁 帝人 在宅酸素医療業界大手のグループ4社が医療用酸素濃縮器の意匠権を侵害しているとして商品の製造・販売の差し止めを求めて提訴
11/02 特許庁 知的所有権に基づく企業の収益力などを格付けするため特許使用料の受け取りと支払いの収支などを点数評価する指標を策定する方針
11/03 通産省 大学での研究成果を特許に結びつける一方民間への技術移転の橋渡し役となる民間専門機関(TLO)への支援を強化する方針
11/04 警視庁 秋葉原で人気パソコンソフトのコピーを密売していたとして中国人留学生と無職男性ら日本人二人の計三人を著作権法違反の現行犯で逮捕
11/05 東京地裁 ケーキの一種「ミルクレープ」を商標登録した洋菓子製造業者に対し同名称はケーキの名称そのものだとしてこうした要求を禁じる仮処分
11/05 大学の研究成果を産業界で広く活用してもらおうとして東北大などの教官らが技術移転機関(TLO)として株式会社「東北テクノアーチ」を設立
11/06 神経や筋肉骨など人体のどの組織でもつくり出せる分化万能の細胞を分離して増やすことに米国のジェームズ・トムソン博士らが世界で初めて成功 米ジェロン社が特許使用権を取得
11/09 本格的なレンタル開始に向けた需要の動向調査のためDVDレンタルが試験スタートへ
11/12 人間の細胞を牛の卵子に融合させる核移植法で分裂する胚をつくることに米国のアドバンスト・セル・テクノロジー社が初めて成功 
11/12 東京国税局 外国企業や外国人に対して特許使用料や報酬などを支払った首都圏の企業のうち今年6月までの一年間に639社で役146億円の源泉所得税の徴収漏れがあったと判明
11/16 人気漫画「キャンディ・キャンディ」の著作権の存在をめぐって原作者と漫画家が争い訴訟へ
11/18 愛知県警 ルイ・ヴィトンなど有名ブランドの偽の商標のついた衣料品を大量に所持していた山口組系暴力団組長を商標法違反の疑いで逮捕
11/21 東京地裁 フランスの著名な振付家が無許可で自作のバレエ作品を上演した興行会社に対して著作権侵害による損害賠償を求めていた訴訟で振付家が勝訴
11/24 東京高裁 菓子や味噌の登録商標「善光寺物語」を有する業者に対して「善光寺」をすでに商標登録していた善光寺が寺の名称を使わないよう求めて提訴
11/27 東京地裁 「ELLECLUB」の商標権を持つ会社などを相手取り不正競争防止法に基づく商標の使用差し止めなどを求めた訴訟で『ELLE』ブランドのバックなどを販売する業者らが勝訴
11/27  日本音楽著作権協会とインターネット接続業者などから成る制作団体がネット上での有料音楽配信の著作権料支払いについて合意
11/29 特許庁 特許の出願から成立まで最長九年かかっていた期間を四年に短縮すべく改正案提出へ


12/04 滋賀県警 無許可でカラオケを流しカラオケへの封印を破棄したキャバレー経営者を著作権法違反と封印破棄の疑いで逮捕
12/07 東京地裁 山之内製薬 循環器用注射剤の製造方法についての特許を侵害しているとして沢井製薬を提訴
12/08 火災報知器で特許を出願した”車いすの発明家”広田秀俊氏が電気配線設備が不要で安価な火災報知器を発明 特許出願中
12/11 改正著作権法 お客さんのために流す音楽の使用料支払いが免除されてきた料理店やホテルなども日本音楽著作権協会に使用料支払いの対象へ
12/11 郵政省 登録商標「プリクラ」を有する民間企業からひらがなを使うということで了解を得て「ぷりくらはがき」を試験販売 
12/14 自民党滋賀県連 参院選期間中選挙事務所の壁面にかいたイラストが京都府のイラストレーターの作品を無断で模倣したものだったことが分かりインターネットのホームページ上で謝罪
12/15 秋田営林局 建築材には不向きとされる秋田杉の間伐材とワイヤロープを組み合わせて大型ダンプカーの重さも支えることができる木製橋げたを開発
12/15 特許庁 アジアを中心に横行する偽ブランド品や“そっくり商品”といった模倣品の流通の防止に向けて世界で統一したルール作成へ
12/16 世界五大レコード会社などの代表がデジタル化された音楽の著作権を保護するための統一的な技術システムを開発すると発表
12/18 「ゆーとぴあ」の商標権を持つ山梨県の旅館業者が同様の呼称を使用している全国の温泉施設に「商標権を侵害している」として呼称の使用中止を請求12/23 ファイザー社 性的不能治療薬バイアグラの名前をつけた香水を販売する業者を商標権侵害で起訴
12/28 日本音楽著作権協会から公認を受けたカラオケを搭載タクシーが人気を集める
12/31 通産省 有料を前提にインターネットで配信されている音楽などの著作権保護強化を目的にした不正競争防止法の改正案を次期通常国会に提出
12/31 特許庁 企業が持つ特許や商標など知的財産権を格付けする新たな指標を作成
12/31 京都地裁 お節料理を入れる紙製の重箱のデザインをめぐり登録意匠を持つ京都市のメーカーと奈良県のメーカーが対立