符号チェックプログラム

 明細書のチェックプログラムの一つに符号チェックプログラムがあります。これは当初はビジュアルベーシックで作りました。10年以上前でした。その後、「なでしこ」の前身である「ひまわり」という日本語プログラム言語で作り直し、再度、「なでしこ」で作り直しました。
 符号の条件を設定し、明細書の頭から符号を探しに行きます。符号を見つけたら符号の終わりを探し、一つの符号をピックアップします。その後、この符号の前を見ます。符号の前には部材名があるはずですから、前にさかのぼっていって部材名の終わりを見つけ、一つの部材名をピックアップします。これで符号と部材名が対となりましたので、段落番号と組み合わせて一つのデータにします。
 全ての明細書を検査したら、符号で全データをソートし、符号順に並べ替えて印刷します。すると、本来なら同じ符号には同じ部材名が着いているはずなのに、異なる部材名が付けているものが分かります。この場合、段落番号も対となっているので、段落番号を頼りに明細書内でその符号を探して修正することができます。
 ビジュアルベーシックの頃は、自分で作ったアルゴリズムでソートしたり、外部プログラムを使ってソートしたりしてましたが、ひまわりやなでしこでは内部コマンド一つでソートもできるので楽に感じました。