マックブックを買ってみて

最近、アップルのマックブックを購入しました。仕事はウィンドウズでないと無理なので、以前はウィンドウズノートを買わざるを得ませんでした。

しかし、最新のマックのOSを使うと、なんとマックでウィンドウズが走るんです。このこと事態は以前からも可能でしたが、今回はアップルの完全サポート(?)のもとでウィンドウズが走ることになりました。

以前からマックはいいなーと思いつつも、仕事はウィンドウズだからということで敬遠していましたが、今回はその事情を完全に覆してくれました。それで、先のように購入してしまったわけです。

ウィンドウズで仕事をしている訳ですが、正直言って黎明期のパソコンであるNEC8801の頃からパソコンを触っているので、キーボードの使い勝手や配置にはうるさいです。

普通のウィンドウズでさえもキーボードのレイアウトを変更するソフトを使っていますし、ソフトウェアの中でもカスタマイズして操作法を変えています。しかし、マックとなるとこれまた使い勝手が変わってしまいます。

そこで新たにいろいろとソフトを探してみると、これがまた最初は取っつきにくいもののその障壁を越えたら(実は低かった)、非常に使い勝手が良くなるというものを見つけました。窓使いの憂鬱で検索していただければそのソフトは探せると思います。

マックのキーボードで困ったところをすべて解決できました。その上、この手のソフトは有料のものもありますが、このソフトについてはただという嬉しいおまけ付きです。

で、マックブックを購入して何をしているかというと、ウィンドウズのOSを入れ、100%ウィンドウズしか使っていないのです。ま、マックで初心者にお薦めと言われるソフトは購入してインストールはしましたけど。

それでは、マックなんて買う必要はないでしょと言われれば、反論する余地はないのです。でも、マックを使いたかった(使っているのかと言われるとこれまた疑問)。オーラといいましょうか。

マックの良さはやはりこれまで経験したことのない操作性ではないでしょうか。その先進性故に安定性を欠き、爆弾マークが出てそれまでの作業がパーとなることが多く、仕事で使うのは・・というのがこれまでの事情でした。

特に調べてはいませんが、ときどきアップルの特許を見ることがあります。操作性に関わる特許も多いようです。アップルのハードウェアを馬鹿にするつもりは毛頭ないですが、ソフト(プログラムという意味ではなく)には目を見張ります。

プログラムでないソフトはビジネスソフトにも代表されるようになかなか特許をとれるわけではないですが、ハードウェアに絡めることで特許をとることができます。特許請求の範囲の最後の方にソフトを書いてそのまま通ってしまうこともあるようですが。

前述のキーボードのレイアウトを変えるソフトウェアは無料ですし、特許もとっていないでしょう。なんかもったいない話です。

日本で生まれたプログラムの圧縮ソフトウェアも、聞くところによるとビルゲイツが購入のオファーをしたにもかかわらず、マイクロソフトには売りたくないと、オファーを受けた教授は断ったとのこと。

気持ちは分からないでもないですが、だからといって特許をとらないというのとは話が違います。特許をとることで、別の人が特許をとってしまって一般の人が実施できなくなってしまうことを防止する効果もありますから。

取りにくいという実感はあるもののアップルの成功を見ると、やはりソフトの特許は重要かと思います。
2007年11月14日 00:47