2000 年01/01~12/31

2000 年01/01~12/31

01/06 岐阜県の木材業者協同組合 砂に特殊な加工をして抗菌剤を焼き付けた「抗菌砂」を開発、特許を取得し、幼稚園やゴルフ場などに向け販売開始
01/06 上海市遺伝子研究センター クローン技術を特許申請済みと発表
01/07 南アフリカでイタリア特産の食後酒「グラッパ」が三万本生産されていることが判明し、イタリアと南アフリカの間で商標論争
01/10 松本零士さんらが漫画電子化と著作権保護へ「デジタルアニメーション協会」(仮称)協会の設立準備
01/11 栃木県警 他人の特許登録を無視して「健康茶」を製造販売したとして、特許法違反(特許権の侵害)の疑いで67歳の男を書類送検
01/11 米ベンチャー企業二社 人間の全遺伝子の九五%以上に相当するDNA配列の解読を終えたとそれぞれ発表し、新薬開発などで特許占有の可能性
01/12 愛知県警など 名古屋駅前の露店で、ロレックス社ブランドに似せた腕時計を販売目的で所持し、商標法違反の現行犯でイスラエル国籍の二人を逮捕
01/13 オムロン 自社技術と特許を公開する「R&D(研究開発)ホームページ」を開設したと発表
01/14 住友金属工業 ステンレス製継ぎ目なし鋼管の製造特許を侵害したとして、川崎製鉄に損害賠償と製造、販売差し止めを求めて、昨年逆提訴と発表
01/15 特許庁 個人差に関係するDNA配列のたった1カ所でも、病気の診断や治療に役立つとわかれば特許を認めるとの方針を決定
01/16 世界知的所有権機関(WIPO) 約28億円かけて、国際特許の出願手続きなどの完全電子化を3~4年後に完了する計画
01/17 「ヒトゲノム計画」研究グループ 21番染色体の遺伝情報の完全解読を数週間以内に終え、7、14、20番の各染色体も今夏まで終了すると発表
01/17 アップルコンピュータのパソコンのデザインをまねたとして損害賠償を求められたパソコンメーカー「ソーテック」が和解金一千万円の支払いに同意
01/19 福島大教授 ポリプロピレンなどのプラスチック素材に吸水性を持たせる方法を開発し、特許申請
01/19 FM東京 詐欺的な事業を行っているかのようにラジオ番組で放送されて名誉を傷つけられたとしたスマイルマーク詐欺商法報道訴訟で逆転勝訴
01/21 文化庁 著作権者に代わり、著作権の保護や著作権使用料の徴収などを独占的に行っている「集中管理団体」の制度を、抜本的に見直す方針
01/21 ソニー傘下の米大手13社 インターネット上でテレビ番組などを“放映”しているカナダのiクレーブTVを著作権侵害などで提訴と発表
01/22 米インテル 台湾のパソコン部品メーカーVIAテクロノジーズがインテルの特許権を侵害した製品を販売しているとして、米国際貿易委員会に提訴
01/24 京都府警 「ゲームボーイカラー」用のソフトがプレーできるホームページを、同社に無断で開設した男性を著作権法違反容疑で書類送検
01/25 ニューヨーク連邦地裁 米イマテックが画像処理技術開発の特許権を侵害したとしてアップルコンピュータに損害賠償を求めた訴訟を棄却
01/28 愛知県警 「ポール・スミス」の眼鏡フレームの偽物を販売したとして、商標法違反の疑いで眼鏡販売会社など数カ所を家宅捜索
01/31 佐賀大 海洋温度差発電に関連する特許六件を独占的に使用できる専用実施権設定の一般競争入札を、国立大学として初めて実施
02/01 全米レコード小売業協会 米国ソニー等が、ソニーのオンライン販売を促す音楽CDを小売店に強制したのは違法行為に当たるとして提訴
02/02 英政府のロバート・メイ主席科学顧問 ヒトの全遺伝情報(ゲノム)を解読しただけでは、特許を認めることはできないとの見解
02/05 中国 アヘン戦争を思い出させるとして、有名ブランド、イヴ・サンローランの香水「オピウム」(アヘンの意味)が、中国で販売禁止
02/07 「函館新聞」を商標登録出願するなどして、公取委から独占禁止法違反で排除勧告された北海道新聞社が、審判終了を求める同意審決の申し出
02/07 アスキーと榊ゆかり氏 文章や表現が模倣されたとして、発行所「アートブック本の森」などに出版差し止めと損害賠償を求める訴訟
02/10 ホリプロら 映画「いちげんさん」の映像の写真を無断で掲載され著作権を侵害されたとして、講談社を相手取り損害賠償を求める訴訟
02/11 旭化成工業 次世代の合成繊維の原料3GTで紡糸から加工まで約130件もの特許を取得し、3GTの生産に日本企業で初めて参入する方針
02/13 通産省の委託で遺伝子研究に取り組んでいる産学協同の研究組合が、特許申請して間もない遺伝子など約二千二百個を一挙に公開する異例の決定
02/14 声優三百八十一人 映像製作会社大手「日本アニメーション」等を相手取り、計約一億円の支払いを求める訴訟
02/16 高知県 太陽光線が届かない「海洋深層水」を使った商品に付ける商標をこのほどつくり、商標登録を出願
02/16 米バイオベンチャー企業アサシス社 ヒトの遺伝子1万個以上を解読し、遺伝子情報などに関して仮特許を申請したと発表
02/17 日本に密輸された大麻樹脂に「ブランド(商標)」と見られる刻印が押されていることが東京税関などの調べで判明
02/17 米HGS社 新しいエイズ治療薬の開発につながるとされているCCR5受容体と呼ばれる細胞表面タンパク質の遺伝子の特許を取得したと発表
02/18 アクア研究所 ムラサキイガイなどの二枚貝を利用して、富栄養化した海水や淡水を浄化する技術を開発し、特許を取得と発表
02/18 愛知県警 「ルイ・ヴィトン・マルチェ」の偽物バッグを販売したとして、商標法違反の疑いで無職女を逮捕
02/22 愛知県警 「ポロ・ラルフローレン」の偽物セーターなどを販売目的で所持し、商標権を侵害したとして、輸入品販売会社を家宅捜索
02/23 職員のミスから遺伝子操作を前提としたヒトの胚の抽出に特許を与えていたことが発覚、独政府が抗議
02/24 静清信用金庫 特許庁の手続きミスで融資の担保にした特許権の質権を行使できず、融資を回収できなくなったとして、国に損害賠償を求める訴訟
02/25 日本新聞協会 ドリームネット社に、ホームページの情報を携帯電話のiモード用に作りかえて利用者に届けることは著作権侵害と申し入れ
02/25 北海道警 「夕張メロン」の模倣シールを使い、消費者らに約10倍の高値でメロンを販売していた3人を逮捕
02/28 英国政府 英国の機密情報の暴露を企てる元スパイの「口封じ」に「(暴露は)政府の著作権に対する侵害行為」という理由で民事訴訟を検討
02/28 岡山県警 ポケモン等をモデルにした石の置物を、著作権者に無断で中国から輸入、販売したとして、2容疑者を著作権法違反の疑いで逮捕
03/01 最高裁 「植物の新品種を育種する方法については、科学的にその植物を再現できればよく確率は低くてもよい」として、モモの育種法を特許と認定
03/02 高知大地域共同研究センターら 耐震強度が従来の工法の十倍以上あり、低コストで簡単な鉄骨の溶接技術を開発し、特許申請
03/03 いすゞ自動車 特許や製造ノウハウなど技術情報を公開、普及し、ディーゼル車の排ガス中の浮遊粒子状物質除去装置DPFの量産に乗り出す方針
03/03 文化庁 著作権保護や使用料徴収などを代行する集中管理団体に関する仲介業務法を廃止、新たに「著作権管理事業法」を制定することを決定
03/06 イタリア 本体だけ盗んでも使用できない電子式短銃が開発され、特許を取得、武器メーカーが試作を開始
03/10 政府は閣議で、著作権を侵害した法人に対する罰金の上限を現行の300万円から1億円に引き上げる著作権法改正案を決定
03/14 特許庁 ジュネーブに本部を置く世界知的所有権機構に日本企業が出願するだけで、加盟44カ国に商標を登録できる国際出願の受け付けを開始
03/15 Misia(ミーシャ)さん所属のリズ・メディアは、おもちゃ会社トミーを相手に、デジカメ「Me:sia」の販売差し止めの仮処分申し立て
03/15 米大統領と英首相 人の遺伝情報全体であるヒトゲノムの解読情報は、世界中の科学者に公開されるべきだとする共同声明
03/15 沖縄県警 インターネットを通じて不正に複製したコンピューターソフトを販売したとして、著作権法違反の疑いで、男性会社員(32)を逮捕
03/17 東京地裁 「キャンディ・キャンディ」の原作者が、絵画販売会社を相手に、絵の販売禁止を求めた仮処分申請は、販売禁止を命じる仮処分決定
03/18 米国の作家 世界的なベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズは盗作だとして、英小説家や出版社に損害賠償などを求める訴訟
03/18 「タウンページ」をもとにしたデータベースを提供しているダイケイを相手に、製造・販売の中止などを求めた訴訟は、NTTの著作権を認める判決
03/19 中国最大のオルゴールメーカー、韵升集団公司 日本の三協精機製作所に対し、不正競争をやめ、公開で謝罪した上で、損害賠償を求める提訴
03/19 サッカー2002年W杯の公式マスコットの愛称「アトモ」が、第3者による商標登録の存在が判明したため使用中止
03/22 文部省 児童、生徒にもホームページの自由な複製、配布を認め、仲間間で報告できるようにするための著作権法の改正を検討
03/23 東京高裁 「H2ブロッカー」と呼ばれる胃腸薬の製造特許をめぐり、藤本製薬と英国の製薬会社が和解
03/23 住友生命保険 「キャッシュバックシステム」について、特許庁に特許出願したことを発表
03/24 読売新聞社 廃刊した「北海タイムス」の題字を同社の労組から500万円で買収し、題字の商標登録移転手続きを終えたと発表
03/25 米ラムバス 特許侵害したとして、日立製の半導体やセガの「ドリームキャスト」の輸入・販売差止の訴えを米国際貿易委員会に起こしたと発表
03/29 米テセラ社 シャープが出荷しているGPS(半導体を覆うパッケージ)技術で、特許を無断で使用しているとして、提訴したと発表
03/30 任天堂等三社 海賊版のゲームの販売を容認しているとして、ヤフーをを相手取り、販売差し止めを求める訴訟を起こしたと発表


04/04 農水省 米国モンサント社が解読したイネゲノムのデータの無償提供を受け、国際的な共同利用を進めることを発表
04/05 明治生命保険 貯蓄部分と保障部分を切り離し、契約転換せずに保障内容を変えられる新型商品をビジネスモデル特許として申請したと発表
04/07 米セレーラ・ジェノミクス 人間の約三十億の塩基対(遺伝暗号文字)のうち九九%に当たる配列を明らかにし、独占の意図はないと発表
04/13 ドイツ地裁 音楽マニアがネット上でヒット曲の音声データをやりとりするのを放置したとして、ネット接続業者に損害賠償責任を負わせる判断
04/13 日立製作所 コンピューター基本ソフト(OS)の使用許諾権を証券化し、販売したと発表
04/14 鹿児島地裁 日本音楽著作権協会がカラオケ機器の使用差し止めなどを求めた訴訟は、経営者に機器使用差し止め等を命じる判決
04/14 愛知県警 インターネットのオークションを悪用し、ルイ・ヴィトンなどの偽ブランド商品を販売したとして、商標法違反の疑いで二人逮捕
04/15 NEC 年間五百―千件の「ビジネスモデル特許」出願を目指す方針
04/19 米マイクロソフトら3社 司法試験の大手予備校「東京リーガルマインド」を相手取り、ソフトを違法にコピーしたとして損害賠償を求める訴訟
04/19 日立製作所 社名や商標などに「日立」の名前を使用しているグループ企業から「ブランド料」を徴収する方針
04/19 大阪高裁 ロート製薬が包装箱などの図柄で、仏作家の代表作の著作権を侵害したとした訴訟は、解決金を支払い、将来図柄を使用しないことで和解
04/20 アシックスら 「タイガー・ストライプ」をシューズのデザインに盗用されたとして、リーボックなどを相手に、販売差し止め処分などを求める訴え
04/20 米国際貿易委員会 ラムバス社が提訴していた日立製作所などによる特許権侵害問題で、事実関係の調査開始を決定
04/21 米国際貿易委員会 コンピューターチップを巡って、日立とセガの製品が米国企業の知的所有権を侵害している疑いがあるとして調査開始を決定
04/24 県立遠野緑峰高校の教諭と生徒らが絶滅が危ぐされている植物「アツモリソウ」の発芽率を飛躍的に高めることに成功し、岩手県と遠野市が特許出願
04/26 コミック本の流通における漫画家の権利保護を訴える「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」が都内で設立
04/27 罰金額の大幅アップや、パソコンによる点字データ等を著作権者に許諾を得なくても自由に使える等の内容の改正著作権法が衆院本会議で成立
04/29 ニューヨーク連邦地裁 米MP3コムがCDの曲をネット経由で聴けるようにしたのは著作権法違反だとした訴訟は、サービスを中止する命令
05/05 ドイツ取引所の合併で誕生する新市場「iX」の名称に対し、既に名称使用権を独国内で得て月刊誌「iX」を出版する独専門誌が抗議
05/05 環境保護団体グリーンピース 人間のクローン関連技術に関する英エディンバラ大学が、特許申請の一部の取り下げを申請していることを発表
05/08 マウスの遺伝子約2万個分のDNAが、科学技術庁所管の特殊法人、理化学研究所から、米国立保健研究所に実質的に無償で提供されたことが判明
05/09 福岡地裁 日本音楽著作権協会がカラオケボックス会社(解散)の元取締役三人に著作権料の損害賠償を求めた裁判は、賠償金を支払よう命じる判決
05/09 米サンなど2社 約10万個とされる人間の遺伝子のうち、約6万5000個の解析を完了し、データをインターネット上で販売すると発表
05/10 ソウルミュージック・グループの先駆けとされるメンバーが歌の一部を盗用されたとした訴訟は、米人気歌手ボルトンさんに約六億円を支払う判決
05/11 クリントン米大統領は、アフリカ諸国が安価なエイズ治療薬を入手できるようにするため、医薬品特許権の厳重な保護政策を変更すると発表
05/11 主要先進7カ国の特許庁長官の非公式会合で、ヒトの遺伝子研究について病気の原因究明等につながらない分析結果は特許として認めない方針を確認
05/12 「婉(えん)という女」などの著書で知られ、今年亡くなった作家、大原富枝さんの著作権が出身地の高知県本山町に寄贈されていたことが判明
05/13 漫画のカットを引用されたのは著作権侵害として、小林よしのりさんが本の販売禁止を求めた訴訟は、引用は適法と認めた1・2審の判断が確定
05/15 名古屋地裁 にせ「ファービー」販売で大阪の社長に懲役1年6月・執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の判決
05/16 かまぼこなどの老舗「和田八」が、同業者の「和田八物産」を相手取り、紛らわしい会社名やロゴマークの使用差し止めを求める訴訟
05/17 東京地裁 大手レコード会社十六社が「スカイパーフェクTV」の音楽番組に著作権法上のレコードの複製権を侵害されたとした訴訟は、請求棄却
05/19 故橋本和芙さんが発明、アメリカで発売された初代の「留守番電話」がスミソニアン協会の米国歴史博物館(ワシントン)に寄贈
05/19 福岡県警ら パソコンソフトを無断で複製し、インターネットの掲示板などを通じて販売していた大分市の会社員を著作権法違反の疑いで書類送検
05/22 福沢諭吉が明治5年に出版した「学問のすゝめ」の偽本が、兵庫県新宮町の旧家で相次いで3冊発見
05/23 東京高裁 三島由紀夫の手紙等を小説の中で無断で公表したのは著作権侵害にあたるとした訴訟は、「文芸春秋」側の控訴を棄却する判決
05/25 東京地裁 「キャンディ・キャンディ」のキャラクター商品を無断で販売されたとして、作品を描いた漫画家らを相手にした訴訟は、原作者側が勝訴
05/26 録画用DVDの著作権料に当たる「補償金」として、メーカー側と著作権者側は、機器等の卸売価格に一%分を上乗せ徴収する方式で合意する見通し
05/27 通産省・特許庁 米政府に対してヒト遺伝子の特許審査に国際的な統一基準を導入するよう呼びかける方針
05/30 愛知県警 「ポール・スミス」の偽の眼鏡フレームを販売していた疑いが強まったとして、商標法違反の疑いで社長(48)ら六人の逮捕状
05/30 北海道十勝支庁池田町が製造、販売している「十勝ワイン」のラベルが、無断で改変されて使用されているとして、著作権者のデザイン会社が抗議


06/01 米カルバン・クラインが、米アパレル大手ワーナコ・グループを相手取り、商標権を侵害したなどの理由で、提訴
06/05 日本大学医学部先進医学総合研究センター 脳梗塞など虚血性疾患に関連がある遺伝子約千種類の特許を国際出願
06/06 七月の沖縄サミット(主要国首脳会議)で、ヒトゲノムをめぐる今後の諸課題が討議される見通し
06/09 民主党 知的財産権を憲法に規定することや知的財産権全体を統括できる基本法の制定などを提唱
06/13 日本でピーターラビットの商標権を持つファミリア社が関連絵本の著作権者の英国法人らを相手取り、製造販売が正当であることの確認を求める提訴
06/14 全米レコード協会ら 音楽ソフトの検索・交換の場を提供する会社ナップスターが違法コピーを助長しているとして、活動差し止めを求める提訴
06/16 大塚製薬 白血病に関連するとされる「WT1遺伝子」を国内での遺伝子診断に使用する権利を米医薬メーカー、ジェンザイムから取得したと発表
06/16 日米欧の特許庁は、病気の診断や新薬の開発に役立つなど遺伝子の持つ機能が確認されることを特許の条件とすることで合意
06/16 日米欧の特許庁による三極専門家会合で、ビジネスモデル特許の審査基準に関し、ビジネス手法を実行する上で高度な技術を用いるものであることが必要、既に広く知られているビジネス手法を単にコンピューター上で自動化したものは特許ではない―との二点で一致
06/16 日米欧の3極特許庁専門家会合で、ビジネスモデル特許の審査について、協力体制を強化するため共同のプロジェクトを開始することなどで合意
06/17 米娯楽大手ら計十二社 テレビ番組等を無断でインターネット上で流したのは著作権の侵害に当たるとして、「レコードTVドットコム」を提訴
06/19 JT 関東地方の一部で「セブンスター」等の精巧な偽造品が見つかったと発表し、商標法違反などの疑いがあるとして茨城県警などに被害届を提出
06/20 松下電器産業ら ソフトの不正コピーを防止する著作権保護暗号方式が完成したため、延期していたDVDオーディオプレーヤーの発売を行うと発表
06/21 英通信大手BT 米国で取得した「ハイパー・リンク」関連の特許が放置されていたことを見つけて米接続業者と特許使用料の交渉に入ると発表
06/22 米オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソンは、自社の大型バイクの排気音に関する商標登録の申請を取り下げたと発表
06/23 大阪、三重両府県警 パソコンソフトを不正に複製したCD-Rを販売したとして、著作権法違反などの疑いで露天商ら2人を逮捕
06/23 東京地裁 特許権を侵害されたとして、バイエルメディカルに採血器の輸入販売差し止めなどを求めた訴訟は、テルモ側の勝訴
06/23 日立製作所 米国で訴訟合戦になっていた米ラムバス社と事実上和解し、ラムバスの半導体特許のライセンス供与を受けることで合意したと発表
06/24 愛知県警など 任天堂の「スーパーマリオ64」などを客室に設置し、無断で遊ばせていたラブホテルの総括責任者を著作権法違反の疑いで書類送検
06/25 警視庁生活経済課と新宿署 偽造たばこを所持していた商標法違反の現行犯で、「矢崎産業」社長を逮捕
06/29 世界医師会 解読された人間の全遺伝情報の特許化の動きについて「特定企業に独占的な利益をもたらす結果になりかねない」として反対する方針
06/30 警視庁生活経済課など 接骨院経営者ら新たに数人の逮捕状
07/03 日本テレビなど三社 複雑な著作権管理を一元的に行うことで、コンテンツ流通市場「B―BAT(ビーバット)」を創設すると発表
07/03 徳島県警 インターネットのオークションで無断でコピーしたパソコンソフトを販売したとして、アルバニア国籍の講師を著作権法違反の疑いで逮捕
07/03 山梨県警など 山梨県の業者が実用新案登録を受けた磁気ネックレスを無断で複製、販売した販売会社と社長を、実用新案法違反の疑いで書類送検
07/04 長野県警 任天堂のゲームソフトをインターネット上で無料で配信したとして、マニアのグループ4人を著作権法違反の疑いで逮捕
07/04 ナムコとコナミ 両社間の特許権問題について、それぞれの知的財産権をお互いに尊重しながら問題解決に取り組むことで合意した、と発表
07/06 日本大医学部先進医学総合研究センター 脳が虚血状態になって神経細胞が壊死していく際に発現する遺伝子を特定し、国際特許を申請したと発表
07/07 米連邦地裁 米リーボック・インターナショナルらに対し、アシックス製品とそっくりな模様のスポーツシューズの販売差し止めを命じる仮処分
07/11 ベルギー政府 高級チョコレートの本場ベルギーで「純粋チョコ」の統一商標を登録予定
07/11 警視庁と茨城、群馬両県警の合同捜査本部は、偽造たばこが密造されたとみられる中国への捜査員派遣に向け、検討を開始
07/12 最高裁 パルファン・ニナリッチが靴製造会社マドラスを相手に、商標登録「レールデュタン」の取り消しを求めた訴訟は、ニナリッチ勝訴
07/13 帝都高速度交通営団のプリペイド式乗車券にジョン・レノンさんを描いた絵を無断で使用され、著作権を侵害されたとして、オノ・ヨーコさんが提訴
07/16 特許庁 情報技術(IT)を使った新たなビジネス手法に与える「ビジネスモデル特許」の具体的な審査基準を公表する方針
07/17 警視庁ら合同捜査本部 中国からJTの人気銘柄「セブンスター」などの偽造品計約28万箱を密輸入した疑いで中国籍の男を逮捕
07/17 文化庁の著作権審議会 ホームページの開設者が勝手に音楽CD等の複製を掲載した場合、接続業者にも一定の責任を問うべきだとする中間報告
07/20 トヨタ自動車 同社が編み出した効率的な生産方法である「カンバン方式」で、ビジネスモデルとして40件の特許を取得したと発表
07/21 米映画協会(MPAA) インターネットを利用して会員に映画ビデオなどを配信しているスカウアー社を著作権侵害で提訴
07/23 「手延べ」製法で知られる奈良県桜井市の名産「三輪そうめん」の偽物(機械製品)が今夏、関西を中心に大量に出回っていることが判明
07/24 特許庁 ネットワーク上でのコンピュータープログラムの特許権侵害に対応するため、ソフトウエア自体に特許を認めると発表
07/25 山形県警 インターネットのオークションで偽物のロレックス腕時計を販売した男を商標法違反(販売)の疑いで逮捕
07/25 ブリヂストンスポーツ ゴルフボール技術で同社の特許を侵害したとして米国の大手ゴルフクラブメーカー、キャロウェイゴルフを提訴したと発表
07/28 米ナプスター インターネットを使った音楽交換サービスが著作権侵害であるとして差し止め命令を受けたのを不服として高裁に控訴


08/01 世界知的所有権機関 「JT・COM」のHPを登録し、JTに百万ドル以上の支払いを求めた日本人男性の要求を退け、HPをJTへ移転する命令
08/02 文部省 各省庁が発行している白書等、許可なく転載可のの著作物にCD―ROMやインターネット上など電子媒体を含める方針
08/03 ヤマハ発動機 同社の水上バイクに関する特許権侵害訴訟で、ヤマハ側の主張を認めて米社と和解
08/05 世界知的所有権機関 HP名に「toshibastore.com」を登録していた米国の企業に対し、この名前を東芝に譲渡するよう命じる裁定
08/05 通産省 製造業で働く熟練技術者の技能をコンピューター・ソフト化し、保存するための支援制度を設ける方針
08/05 米フォード 自動車関連ベンチャー、モデルEの社名が名車の英語名である「モデルT」などの商標権を侵害するとして、差し止めなどを求める提訴
08/08 女性歌手ミーシャさんが所属する音楽制作会社が、がん具大手「トミー」にデジカメ「ミーシャ」の販売差し止めを求めた仮処分申し立ては、和解
08/10 デザイン会社「システムクリエイツ」が無断で類似のデザインを使われ損害を受けたとして、東芝などに類似製品の製造差し止めなどを求める訴訟
08/16 最高裁 知的財産権に関する過去の地裁、高裁判決について最高裁がデータベース化し、HP上に「知的財産権裁判例集」コーナーを設け、公開
08/16 イタリアの高級ブランド「プラダ」のナイロンバッグの偽造品が国内で大量に流通し、推定被害額は過去の偽ブランド事件で最大規模の約4千億円
08/17 日本音楽著作権協会 インターネットや携帯電話での音楽の利用についての著作権使用料規程をまとめ文化庁長官に認可申請
08/18 米連邦地方裁判所 DVDに組み込まれた映画の違法コピー防止のための暗号の解読ソフトウエアをネット上で配布することは著作権法に違反と判断
08/20 通産省 工業技術院等の試験研究機関が持つ特許で、休眠特許約一万件を有効活用するための「技術移転機関(TLO)」を来年四月に創設する方針
08/21 大阪府警ら 大阪市の電気店街の路上等で、マイクロソフト社のソフトを複製したCD―ROMを販売するなどした疑いで兵庫の28歳男を逮捕
08/22 ソニー・ミュージックは、米インターネット音楽配信のMP3の音楽ネット配信に伴う著作権侵害訴訟で、MP3が和解金を支払う等で和解
08/23 工業所有権仲裁センターと日本ネットワークインフォメーションセンターは、ドメイン名をめぐる紛争処理に共同であたる協定に調印
08/25 ヤマハ 印刷回数を制限するなど著作権保護に配慮した配信システムで、電子データ化した楽譜をインターネット上で配信するサービスを開始
08/26 サーマルプリントヘッドの特許権侵害で、半導体メーカー、ロームが損害賠償を求めていた訴訟は、アオイ電子が解決金約2億円を支払う和解が成立
08/29 東京地裁 ダリの展覧会で絵を複製したカタログを売った有名百貨店や自治体などに対し、オランダの法人が訴えた訴訟は、販売禁止等を命じる判決
08/31 東京地裁 売上高が国内1位の日亜化学工業が2位の豊田合成を相手取り、LEDの製造・販売の中止等を求めた訴訟は、日亜側の訴えを認める判決
09/01 東京地裁 富士写真フイルムの「写ルンです」の使用済み本体を使い模造品を製造、販売していた会社に対し製造、販売などの禁止と賠償金支払命令
09/01 兵庫県警 パソコンや家庭用ゲーム機のソフトを違法にCD―Rに複製し販売して約千八百万円を売り上げた無職男(32)を逮捕
09/03 理化学研究所 マウス遺伝子約二万個の機能を解明した上で来年早々にも世界に先駆けて公開することを決定
09/04 愛知県警 「ステューシー」をまねたTシャツを販売した疑い(商標法違反)で衣料品卸会社「マルカワ」など数カ所を家宅捜索
09/04 愛知県警 HPで販売する目的で、「ルイ・ヴィトン」などの偽バッグなどを所持していたとして、商標法違反の現行犯で、男(32)を逮捕
09/04 愛知県警 カジュアル服大手「マルカワ」が「Stussy」のロゴが入った本物そっくりのTシャツを販売したとして、本社などを家宅捜索
09/06 イーブイネット ビジネスモデル特許申請中の最高1千万円の懸賞がつくインターネット企業広告「ネット宝くじ」を10月24日開始と発表
09/06 世界知的所有権機関 インターネット上の住所に当たるドメイン名の使用権に新たな規制作りを目指す考え
09/06 ネイブルリサーチ 衛星利用のインターネットテレビでビジネスモデル特許を特許庁に出願したと発表
09/07 日本経済新聞は、朝刊の経済面に掲載した記事が朝日新聞経済面の記事を盗用していたことが分かり、朝日新聞社に陳謝し、関係者を処分
09/07 米連邦地裁 ユニバーサル・ミュージックが保有する音楽CDの著作権をMP3ドット・コムが故意に侵害したと認定し、賠償命令
09/08 京都府立医大呼吸器外科 手術時に医師らが装着するゴーグルに発光ダイオードを取り付け執刀医の手元を効率よく照らすシステムを開発、特許出願
09/09 世界知的所有権機関 HPアドレスに個人のイニシャル「jal.com」使用の米国人男性らを相手にした訴えは、日本航空の主張を退ける裁定
09/11 東京高裁 小学校副教材に作品を無断使用されたとして、詩人の谷川俊太郎さんらが差し止め求めた仮処分申請で原告の主張認定
09/12 米通信技術メーカーのジオワークス 三洋電機などが同社の携帯電話の通信技術に関する特許を侵害したとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴
09/13 IS社 インターネットでID等使って利用者を認識し料金を課金するシステムのビジネス特許で、3つのネット関連企業に使用差止めの仮処分申請
09/14 大阪市歯科医 個人識別用データを記憶させたマイクロチップを埋め込んだハイテク入れ歯を開発、日本と米国で特許を取得、約五十人に臨床応用
09/14 世界知的所有権機関 ドメイン名に「GAMEB0Y.com」を使用するのは不当とした訴えは、任天堂の主張を認める裁定
09/14 警視庁小金井署 偽ルイ・ヴィトンの携帯ストラップを販売していたとして、商標法違反等の疑いで携帯電話販売会社社長(38)ら4人を書類送検
09/20 山形署など ルイ・ヴィトンに類似のデザインの入った財布を販売目的で所持したとして、商標法違反の疑いで岐阜県の物品販売業者(55)を逮捕
09/21 山口県警 インターネットオークションを利用して、複製ゲームソフトを販売した山口県内の高校3年の男子生徒を著作権法違反容疑で逮捕
09/22 神奈川県警 ルイ・ヴィトンの偽造ハンドバッグを総額約一千万円分販売したとして、商標法違反などの疑いで「グランディ」の元社長ら二人を逮捕
09/26 文部省の協力者会議 権利者の許可を得ないでコピーし利用することを教育現場や図書館に限って認めるなど例外規定を拡大すべきだとする報告書
09/28 東京地裁 書籍の装丁のデザインを無断で文庫シリーズに使われたとして平野さんが損害賠償等を求めた訴訟は、角川書店に420万円の賠償命令


10/03 米最高裁 ソニー・コンピュータエンタテインメントがプレイステーション用のゲームをパソコンでも使えるようにするソフトの販売差し止め仮処分を求めていた訴訟は請求却下
10/04 東京都のごみ最終処分場予定地に作った庭を都が行政代執行で強制的に移転させるのは著作者の人格権侵害として、彫刻家の若林奮さんが行政訴訟
10/04 「ポケモン」に関連した名称をドメイン名に付け、商標や著作権を侵害したとして、任天堂の米国子会社は二十一人に使用差し止め等を求めて提訴
10/05 考案した図柄を焼酎のラベルに使われたとして、京都市のデザイナーが「雲海酒造」に、図柄の使用停止と約二千二百万円の損害賠償を求める訴訟
10/06 文化庁 3分野4団体に限られている著作権管理事業に民間企業などが新規参入しやすくする内容の著作権等管理事業法案を固め、国会に提出予定
10/06 キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの写真を英国の広告代理店などが酒の広告へ使ったとして写真家が使用差し止めを求めた訴訟は、写真家の勝訴
10/10 住友金属工業と川崎製鉄 ステンレス製継ぎ目無し鋼管(シームレスパイプ)の特許を巡る両社間の係争が和解したと発表
10/10 警視庁 自宅のパソコンから他人のパスワードを利用し、プロバイダーのコンピューターに不正アクセスした疑いで少年(15)を書類送検
10/11 大阪高裁 後発の「大日本除虫菊」に特許権を侵害されたとして、製品の販売差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決は、「アース製薬」の控訴棄却
10/12 広島地裁 自社のコンピュータソフトを無断で改変、販売されたとして「シーエーエヌ」が起こした訴訟は、「ジェイソフト」に損害賠償命令
10/13 千葉県警ら 60店舗を展開する「大三紳士服」が、「ステューシー」のコピー商品を陳列していたとして、仕入れ担当課長と納品業者を逮捕
10/13 警視庁ら 「ポロ/ローレン」社の類似商標が付いたセーターなどを輸入した衣料品輸入販売会社らを書類送検
10/17 世界知的所有権機関 「マドンナ・コム」をポルノサイトとして使用した男性に対してマドンナさん勝訴の裁定
10/19 特許庁 実体のないソフトウエアだけでも新たに特許対象とする等、「ビジネスモデル特許」の審査基準を年内にも改訂し、より明確にすると発表
10/19 ドイツ政府 ヒトのクローン技術への特許付与の禁止などを定めた法案を閣議で了承、議会に提案することを決定
10/23 東京地裁 「セブンスター」などの偽たばこの売買を仲介したとした会社役員被告(51)の公判は、懲役二年六月、執行猶予四年の判決
10/25 群馬県利根村長選のビラの中で高橋尚子選手の写真を使い、「当選メダルをめざして」というキャッチフレーズで投票を呼び掛けていたことが判明
10/25 横浜地裁 共同研究の成果を無断で論文に引用したとして「関東第四紀研究会」が起こした訴訟は、神奈川県の博物館の学芸員らに論文の回収命令
10/28 不正商品対策協議会 ヤフーに対し、著作権のない不正商品や粗悪品のオークションに徹底した対抗措置を取るよう申し入れ
10/28 郵政省 インターネット上に掲示される人権侵害など違法情報を接続業者が削除できる要件を定める法律案を来年の国会中に提出することを決定
10/30 高松地裁 無資格で会社の商標などの申請を請け負い報酬を得ていたとして、弁理士法違反と詐欺の罪に問われた男の判決公判は懲役二年六月の判決
10/31 ツクダオリジナル「ルービック・キューブの類似品を販売され、損害を受けたとして起こした訴訟の判決は、「ラナ」に販売禁止等の命令
10/31 DVDオーディオの著作権保護技術を巡り、アメリカの著作権保護団体と松下電器産業等で作るライセンス会社が新技術やライセンス料金などで合意
11/01 米新興企業のナップスター レコード大手を傘下に持つマルチメディア大手ベルテルスマン社と提携し、有料の音楽配信ビジネスを始めることに合意
11/04 安田火災海上保険 イラストなど用いて補償内容をわかりやすく説明した保険証券で実用新案権を取得したと発表
11/04 米「レーザーUSA」は、同社が特許を保有するキックスケーターのデザインをライバルメーカーが盗用しているとして販売差し止め等を求める訴え
11/06 任天堂 ポケモンのキャラクターがHPで勝手に使われているとして、米の五十五サイトの運用者らを相手取り、使用差し止めなどを求める民事訴訟
11/07 警視庁 コピー商品だけど特上と説明し、偽ルイ・ヴィトンの財布などを販売したとして婦人雑貨店マジックメイク経営者を商標法違反の容疑で逮捕
11/08 世界知的所有権機関 アラン・ドロンさんの名前を勝手に使い、ページ登録を行ったトルコの会社に対し、アドレスを返還するよう勧告
11/08 英高等法院 米医薬品大手ファイザーの「バイアグラ」の主要成分に関する欧州での特許を無効とする決定
11/09 最高裁 三島由紀夫の手紙を小説の中で無断で公表したのは著作権侵害にあたるとして出版差し止めなどを求めた訴訟は、文芸春秋側の上告を棄却
11/10 奈良県の名産品「三輪そうめん」の登録商標を使い偽物を販売したとして、奈良県三輪素麺工業協同組合は、大阪府の食品業者を告訴
11/14 宮城県警 アディダス社の偽ブランド品が香港から大量に輸入、販売されたとされる事件で、横浜市の販売業者を商標法違反の疑いで逮捕
11/15 「本当は恐ろしいグリム童話」で著作権を侵害されたとして作家の松本侑子さんらが起こした裁判は、作品の一部を削除等することを条件に和解成立
11/15 MP3・ドット・コムは、同社をめぐる音楽の著作権侵害訴訟でカナダ娯楽・醸造大手シーグラム傘下のユニバーサルに58億円支払いで和解
11/15 福岡県警 海賊版のゲームソフトを12都府県380人の会員に四千六百枚余りを販売したとして、著作権法違反の疑いで2人逮捕
11/16 信仰対象の白蛇を連想させる名称を使って販売するのは商標権等に違反するとして、宮崎県の霞神社は土産物店に名称使用の差し止めなどの訴え
11/17 青色LEDを利用した豊田合成の一部製品は特許権侵害に当たるとして、日亜化学工業が同社を訴えていた問題で、日亜化学が105億円の追加提訴
11/18 北朝鮮で、コンピューターを活用して平壌の人民大学習堂などから資料などを検索、閲覧する「電子図書館」が設立されていることが判明
11/22 米Eミュージック 米ナップスターの音楽交換サービスで、販売した音楽の違法交換を防止するソフトウエアを開発し、利用を開始すると発表
11/25 大阪府警ら 偽ルイ・ヴィトン等を韓国から持ち込んで卸売りしていたとして、韓国人のかばん販売業者ら5人を商標法違反の疑いで逮捕
11/29 上海市閔行工商管理局 上海民楽ビールが競争相手のサントリービールを批判する広告をしたのは不正競争に当たるとして広告禁止と罰金支払い命令
11/29 前橋地裁 自社の商品を「故障多し」と表示販売されたとして「ヤマダ電機」が起こした訴訟は、サンキュー高島屋などに計二百万円の支払い命令
11/28 「マドリッド議定書」に基づく日本企業の商標の国際登録が120件突破
11/30 横浜税関 JTの偽造たばこが大量に密輸された事件で、関税法違反の疑いで3被告を水戸地検に告発し、同地検が受理


12/02 警視庁 宮崎駿さんが描いた絵コンテを複製し、インターネットで販売していたとして、夫婦を著作権法違反(侵害行為)の疑いで逮捕
12/04 山形署 偽ブランド品を販売する目的で所持したとして、商標法違反容疑で、韓国籍の男(31)を逮捕
12/06 富山地裁 ドメイン名にジャックスの商標「JACCS」を勝手に使うのは不正競争行為だとした訴訟は、日本海パクトにドメイン名の使用差止命令
12/12 東京地裁 ネットでID等を使った課金システムを巡り、特許侵害として、IS社がネット関連の4社を相手にした仮処分申請は、申立て却下決定
12/14 東京地裁 マイクロソフトなど2社が、バイク便大手「ソクハイ」を相手取り、ソフトの使用中止と、約2000万円の損害賠償を求める訴訟
12/15 著作権審議会 インターネット上の著作権侵害についてプロバイダーの法的責任を明確にした上で、一定条件の下に免責ルールを定めた報告書を作成
12/16 日本の半導体メーカー大手のローム 日亜化学工業によるLED用半導体の特許侵害で被害を受けたとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴
12/18 警視庁ら 海上自衛隊のミサイル艇の部品調達をめぐる詐欺事件で、商標法違反等の疑いで、「三紀興業」社長と、下請け会社役員ら四人を再逮捕